汗疹が良くできるのは子供。と思われがちですが、
実は大人も油断はできません。
汗というのは、実は寝ている間など気がつかないうちにかいているものなのです。
顔にかいた汗はすぐにハンカチなどで拭き取りますが、
服をきている体の汗は少しであればそのままにしているという方も
少なくないのではないでしょうか。
実はその習慣が皮膚トラブルを起こす原因に繋がるのです。
大人のあせも予防に大切なのはスキンケアはもちろん、肌を清潔に保つ習慣です。
今回は、実はあせもができやすい厄介な場所、おしり、腕、背中をピンポイントに
予防方法、対策などをまとめてみました。
大人のあせも対策はどうしたら良い?
大人は子供と違い、自分で汗をたくさんかいたな。と気がつけば着替える事ができます。
その着替えに加え、汗ふきシートや、ノンアルコールのウェットティッシュなどを携帯しておくとよいでしょう。
汗をそのままにしておくと、菌が繁殖してしまいあせもの原因に。
着替えのついでにサッと汗をふきとりましょう。
また、仕事中に着替えるのが難しいという方は、汗ふきシートなどで
汗をこまめに拭き取るだけでも予防効果があります。
お尻や腕、背中にできた場合は?
お尻
意外とお尻は汗をかきやすく、蒸れやすい場所です。
服のように着替えたりなどもたやすくありませんよね。
お尻にあせもができてしまった場合には、通気性の良い、吸湿速乾インナーなどを着用することをオススメします。
夏場などはあせもの予防にもなります。
仕事中などは、変えのインナーを常備しておき、かゆみが出始めたらすぐに着替える事が早く改善する近道です。
掻き壊してしまうと菌が入ってとびひになったり、跡が残ってしまう場合もありますので極力触れないようにしましょう。
腕
汗の溜まりやすい、腕の内側、肘の内側などは、特にあせもができやすいです。
厄介なことに、腕はすぐに手が届くので、無意識のうちに掻いてしまい悪化してしまった。
というケースも多いのです。
跡が残ったり、症状がひどくならないうちに対処したいものです。
汗ふきシートや濡れタオルなどでこまめに汗をふきとることはもちろんですが、
それでもかゆみがおさまらない場合には、保冷剤を使って冷やしましょう。
体温が上がるとかゆみがでてきますので、我慢できない場合には保冷剤を使ってかゆみをやわらげて乗り越えましょう。
また、特に女性の方は、バッグを腕にかけて使用している方も多いと思いますが、
あせもがある場合は、バッグの持ち手なども刺激になりますし、
雑菌などが繁殖する原因にもなりますので気をつけましょう。
背中
夏は背中によく汗をかきますよね。
よく汗をかく部分という事はあせもができやすい部分という事になります。
しっかり対策を行いましょう。
服を着替えるのはもちろんなんですが、見落としがちなのが、布団のシーツです。
実は寝ている間、特に夏場はたくさん汗をかいています。
服だけではなく、シーツがあせもの原因という事も多いのです。
着替えているのにあせもができた!なかなかあせもが治らない!という方は
シーツが原因かもしれませんよ。
パジャマも汗のかきにくい通気性の良いものが良いでしょう。
体にふれるものは常に清潔にしておく事が1番の対策です。
跡は綺麗に治るの?
赤みや痒みなどの炎症があり、肌が元の綺麗な状態に戻るか心配している方も多いでしょう。
跡を残さない為には、絶対にかきむしらない事!が重要です。
かきむしると炎症がひどくなるだけでなく、色素沈着を起こし、
跡が残ってしまう場合があります。
かゆくてもできるだけ気をつけ、我慢できない場合には、かゆみ止めを使ったり、
保冷剤で冷やすなどの工夫をしましょう。
まとめ
大人のあせもが以外と厄介で、仕事中などであれば、なかなか着替えられないといった場面も少なくはありません。
ですが、できる限りのスキンケアをしていく事で改善されていきますので、
汗ふきシートを携帯したり、着替えを準備しておいて、こまめに対策を行いましょう。
また、特に夏場は、布団やシーツにも気を配りましょう。
無意識のうちに汗をかいていて、その汗を吸い込んだ布団やシーツは雑菌の温床です。
あせもがなかなか治らない原因の場合も少なくありません。
こまめに洗濯をして、清潔に保ちましょう。
衣服は通気性の良いものを選び、寝ている間も涼しく過ごせる物を着用することをオススメします。
また、お風呂から出たあとはしっかりとスキンケアを行ってください。
きちんと保湿をすることもあせもの改善に繋がります。