全身の体重がかかっている足の裏には、さまざまな原因で痛みが現れます。

座っていても立っていても力がかかり続ける足の裏の中でも、

親指の下や小指の下が痛いときはどのような原因があるのでしょう。

 

親指が痛い、小指が痛いときに考えられる病気、

または指の付け根が痛いときに挙げられる病気は何があるのでしょうか?

足の指の下に現れる痛みと、指の付け根に現れる痛みを中心に調べました。


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足の裏で親指の下が痛い場合は?

 

足の裏の痛みの中でも、全体でなく親指の下が痛い場合は、

どのような原因が考えられるでしょうか。

 

親指は走るときやバランスを取るときに踏み込んだり力を

入れるだけあって、考えられる病気は多岐にわたります。

 

原因の中でポピュラーなものは、「外反母趾」ではないでしょうか。

外反母趾は親指の付け根の骨が変形し、親指全体が人差し指に

寄りかかるようになってしまう病気です。

 

高いハイヒールやサイズの合わない靴を履くことによって、

足の裏にかかる体重や負荷が狂って骨が変形してしまうのです。

 

親指の骨自体が変形しますので、変形して出っ張った親指の

付け根だけでなく、力を入れやすい親指の下は特に痛みます。

もうひとつ考えられる原因として、「種子骨炎」があります。

 

あまり馴染みのない種子骨ですが、この骨は親指の付け根の出っ張っているところに

二つ並んでいる軟骨で、ハイヒールを履いたときに一番体重が

かかるところといえば実感できるのではないでしょうか。

 

出典:https://ashinavi.com/

 

種子骨炎は外反母趾と同じく不自然な歩き方になる靴を履いて長時間立っているのも

病気の原因ですが、元々かかとの使い方が上手でない人は低く

歩きやすい靴を履いていても種子骨炎になってしまう人もいます。

 

どんなに動かない人でも、食事をしたりやトイレに行くためには何回も

足の裏を使っていますので、痛みや違和感を感じたら足の裏の状態を良く観察してみましょう。

 


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小指の下が痛い場合は?

 

親指ではなく、足の小指の下が痛いときに考えられる病気は何があるでしょうか。

 

小指は足の指の中でももっとも小さい指なので存在感が薄いですが、

歩行するときにまっすぐ歩けるようにバランスを取る大切な役割を持っています。

 

そんな小指の下が痛むとなると、多い原因としては「内反小趾(ないはんしょうし)」が考えられます。

内反小趾はあまり聞きなれない病名ですが、簡単に言うと外反母趾の小指版で、

小指の骨が変形して小指が薬指の寄りかかるように曲がる病気です。

 

原因も外反母趾と同じく靴や歩き方が挙げられますが、ほかにも偏平足で土踏まずが

十分に持ち上がっていない足の形であったり、O脚でまっすぐ立ったときにひざ頭が

つま先よりも内側に入り込んでいる脚の形であると内反小趾になりやすいようです。

 

また、病気ではなくもっと単純に「小指の骨折」の可能性もありますね。

小指は指に見合っただけの小さな骨で構成されており、

ちょっとしたことでひびが入ったり骨折してしまうのです。

 

サッカーやキックボクシングといった足を使うスポーツをしている人はもちろん、

家具に足をぶつけたり物をつま先に落としてしまったときには、

当たり所が悪ければ簡単にひびや骨折を引き起こしてしまいます。

 

すねや足首といった大きな骨のひびや骨折は常に強い痛みがありますが、

小さな骨のひびや骨折では時に歩いているときやつま先立ちをしたタイミングでしか

痛みを感じないといったことがしばしば起こるようです。

 

 

親指の付け根が痛いのは何なの?

足の裏で、親指の裏が痛いのではなく親指の付け根が痛いときは、

外反母趾や種子骨炎以外に原因となるような病気はあるのでしょうか。

 

足の親指の付け根が痛むというと、

「痛風」を思い出す人も少なくないのではないでしょうか。

 

痛風は尿酸が血液中に過剰に混ざることによって起こる病気の一つで、

主な症状は関節の痛みや腫れ・しびれなのですが、多くの患者さんが

左右どちらかの足の親指の付け根に痛みを感じると言います。

 

一説によると、痛風にかかった80%の人が足の親指の付け根が

痛んだというくらいですから、親指が痛んだときは痛風を疑ってもいいでしょう。

 

ほかには、メインの症状ではないものの

「足底筋膜炎」もまれに親指の付け根が痛むことがあります。

 

足底筋膜炎はその名の通りに、かかとから指の付け根まで足の裏全体に

張り巡らされている筋肉と膜が炎症を起こしてしまっている病気です。

 

出典:http://sangen-do.com/

 

多くの 足底筋膜炎の症状はかかとと土踏まずの間のところが痛むのですが、

指の付け根まで筋肉がつながっているために、

症状が引っ張られて指の付け根まで痛むことがあるのです。

 

足底筋膜炎は炎症ではあるのですが、筋肉が固まっていることが主な原因ですので、

治療をするときは冷湿布で冷やしすぎてしまうと症状の悪化を招いてしまいますので、

症状が少し落ち着いているときは温めてあげるのが効果的です。

 

 

まとめ

足の裏の親指の下が痛いときは、外反母趾や種子骨炎が疑われます。

親指ではなく小指の下が痛むのは 内反小趾や小指の骨折の可能性がありますね。

 

親指の付け根が痛い原因には、痛風や足底筋膜炎の症状が出ているのかもしれません。