耳の中がとても痛くて、中の骨が痛いような気もするし、触ってみると何かできものがある。
耳の中にできものなんてできるの?と不安に思う方も多いかもしれません。
あまり聞かないので、そのままにしておいて良いのか、
病院に行かなければ行けないのかも戸惑ってしまいます。
今回は、そんな耳の中のできものや、骨が痛む時、
頭痛がする時などの原因についてまとめてみました。
耳の中が痛くてできものがある場合は?
えっ?耳に何かできもの!?と不安になっている方。
実は耳はデリケートなので、できものができやすい場所でもあるのです。
まず考えられる原因は、「耳ニキビ」です。
耳ニキビは、耳たぶと耳の中に出来やすいです。
顔のニキビと同様に、清潔に保つことが大切になります。
耳にニキビができても、顔のように目立つことはないので、なかなかケアをせずに
そのまま放置してしまうという場合も多いのです。
ですが、ニキビをそのままケアせずに放置してしまうと、悪化してしまう事もありますので、
市販のニキビケア用品を使用したり、きちんとケアするようにしましょう。
また、粉瘤の可能性もあります。
粉瘤は良性の腫瘍とも呼ばれますが、脂肪の塊のようなものが詰まっている状態で、垢がたまったものでもあります。
この原因は主に、ストレスや疲労などの蓄積と考えられています。
痛みがひどくなったり、大きくなって見た目が気になるという方は、早めに病院を受診するようにしましょう。
頭痛もする場合は?
耳が痛く、頭痛がする場合の原因はいくつか考えられます。
急性限局性外耳道炎という病名がありますが、
耳の外耳道というところに、できものができる病気のことです。
主な症状は、耳がとにかく痛い。
顎を動かしても耳が痛かったり、耳が聞こえにくくなることもあります。
ひどい場合には頭痛がする場合もあります。
この急性限局性外耳道炎は、耳かきをしすぎてしまうことで起こることがほとんどです。
毎日耳かきをしているという方などは要注意です。
耳かきは一週間から二週間に1度程度で良いとされています。
耳の中の骨が痛いときは何が原因なの?
耳の中を指で触ったりするとものすごい痛みが走り、
ズキズキと痛みがなくならない場合は、外耳炎や中耳炎の可能性が高いです。
痛みがひどい時には、口を開けたり、顔の筋肉を動かしたりするだけでも
耳はもちろん、顎などにかけても痛みがはしる事もあります。
さきほどもお話をしましたが、外耳炎などは、耳かきのしすぎで、
そこから細菌が入ってしまうことが原因となります。
耳に炎症が起き、放っておくとどんどん悪化してしまいます。
酷い場合には、鼓膜にまで炎症が広がってしまう場合もありますので十分に注意をしましょう。
まとめ
耳の中の痛みについてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
最初にお話した「耳ニキビ」は、原因は様々ですが、イヤフォンが原因の場合もあります。
実はイヤフォンは細菌などが多く、ニキビができているのに、そこへイヤフォンを付けると悪循環です。
耳の中にニキビができている時には、極力イヤフォンなどは使用しないようにしましょう。
耳のニキビができている時には、洗顔の際に、耳までしっかり泡を使って洗ったり、
顔と同様にしっかりと保湿をしてあげるように心がけましょう。
あまり目立たないからといってケアをしない方が多いのですが、
そのままにしてしまうと、更に炎症が悪化してしまいますので注意しましょう。
耳はとてもデリケートな部分ですので、痛みを感じ、数日経っても痛みが
引かない場合には、早めに病院を受診することをオススメします。
寝ていれば治る。放っておいても大丈夫だろうと思ってそのままにしておいてしまうと、
突発性難聴や、慢性中耳炎など、耳の痛みや様々な症状と長年付き合う羽目に
なってしまう事もありますので、十分に注意をしましょう。