どうも最近目が見えにくいなあ、と思っている方は片目を手で交互に覆ってみて下さい。

見え方に差はありませんか?

 

片目に急激な視力低下が起こると両目で見る視界に違和感が出てきます。

日常生活に影響が及ぶだけでなく重篤な病気の可能性もある危険な状態です。

 

片目の急激な視力低下の原因や、利き目の視力が下がると起こるトラブルについて調べました。

また、片目の視力低下への対応策や予防策についても紹介します。


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片目だけ視力低下したら、病気の可能性が高い?

 

左右の眼の視力に差があること自体は異常ではありませんが、

片方の眼だけガクンと視力が下がった場合は何らかの特別な理由が考えられます。

 

もちろん、近視や遠視などのよくある視力低下が片目にだけ起きる場合もあります。

ただ、近視や遠視は徐々にものが見えにくくなること、眼鏡やコンタクトレンズで視力矯正できることが特徴です。

 

水晶体や網膜、視神経などの組織に異常がある場合は、眼鏡やコンタクトレンズを着けても症状が改善しません。

また、急激に症状が悪化して失明に至ることもあります。

 

片目の視力低下は必ずしも病気が原因ではありませんが、まずは一度眼科を受診して病気の有無を確かめましょう。

 


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急激な片目の視力低下の原因にはどんなものがあるの?

急激に片目の視力低下が起こる場合に考えられる主な原因は次の通りです。

 

白内障

水晶体が濁ってしまう病気です。

視野がぼやける、夜間に光をまぶしく感じるなどの症状が現れます。

 

白内障は、水晶体を構成するタンパク質が酸化することで起こります。

一番の原因は加齢です。

 

80歳代の高齢者のほとんどがこの症状を抱えていると言われています。

一度水晶体が濁ってしまうと、元に戻す方法はありません。

 

薬によって症状の進行を抑えることはできますが、視界を改善するには手術によって人工のレンズを入れる必要があります。

 

緑内障

視神経が圧迫されることで視野が徐々に欠けていく病気です。

 

出典:yamada-ganka.jp/

 

視神経が圧迫される主な原因には、眼圧の上昇があります。

ただ、日本人の緑内障の多くは眼圧と直接関係がないことが分かっています。

 

緑内障で一度欠けた視野は、取り戻すことができません。

そのため、初期の内に発見して進行を遅らせることがとても重要です。

 

ただ、問題は初期症状に気が付きにくいということです。

視野が一部欠けると、視界に劇的な変化が起こるように思えますよね。

 

しかし、実際には見えない部分を脳が周辺の景色でカバーしてしまうので、何も起こっていないように感じやすいのです。

 

緑内障に気が付くケースとして、「急に何かにぶつかる事が増えた」「テーブルの上に置いていたものがいきなり無くなったように感じた」といったものがあります。

 

ただのうっかりと思えるような事が病気発見の手がかりになることもあります。

 

加齢性黄斑変性症

視野の中心部分が歪む、ぼやける、視界がせまくなるといった症状が現れます。

50~70歳代の男性がかかりやすい病気です。

 

出典:kareiouhan.com/

 

黄斑変性症の原因は、網膜の中心部にある「黄斑」の老化によるものです。

加齢によって黄斑部の網膜が変化してしまい、機能低下や出血を起こすことで視力が低下します。

 

治療は症状の進行を抑えることが主になります。

放置すると失明することもある危険な病気です。

 

中心性漿液性脈絡網膜症

網膜の黄斑に水がたまってむくみ、網膜剥離が発生する病気です。

視野の中心が暗く見える、物が小さく見えたりゆがんで見えたりするといった症状が出ます。

 

網膜の老廃物の排出がうまくできず、水がたまってしまうことで起こります。

症状は黄斑変性症と似ていますが、好発年齢が異なる(30~40歳代の男性に多い)こと、自然に治る場合が多いことが特徴です。

 

黄斑部にむくみが起こる原因は、ストレスや薬の副作用によるものです。

ハードワークが続く時に発症しやすいと言われています。

もし眼科でこの病気を指摘されたら、体を休めて生活スタイルを見直しましょう。

 

網膜剥離

眼球の内側にある網膜がはがれて視力が低下する病気です。

網膜がはがれてしまう原因には様々なものがあります。

 

頭を打つなどの物理的衝撃、病気による眼底出血、近視による眼球の変形などがあります。

網膜剥離は失明することもある危険な病気ですが、症状が軽い内に網膜を治すことができれば視力に重大な影響を残さずに済みます。

 

・飛蚊症が出る
・視界が突然ぴかっと光る
・視界にモヤがかかる
・視野が欠ける
・ものにぶつかる

 

このような自覚症状があれば、すぐに眼科を受診しましょう。

 

視神経炎

視神経に炎症が起こり、急激に進行する病気です。

特徴としては、数日~1週間の内に急に視力が下がる、眼を動かすと眼の奥が痛むことなどがあります。

 

視神経に炎症が起こる原因には様々なものがあり、場合によっては後遺症や失明の危険もあります。

早期に治療することが肝心です。

 

 

利き目の視力低下の対処法は?

 

片目の視力が著しく低下すると、眼精疲労や遠近感の不具合など、日常生活で様々な支障が出ます。

特に、よく使う利き目の視力低下が起こると、もう一方の眼に過剰な負担がかかって連鎖的に視力低下を引き起こしてしまうことがあります。

 

近視などの視力低下の場合は、視力回復のためのトレーニングやマッサージを回数に差をつけて行いつつ、視力矯正で補いましょう。

 

眼に直接付けるコンタクトレンズの方が使いやすいようですが、

メガネの場合は専門的知識のある店や眼科で詳細な検査を受け、

なるべく左右の見え方に差が出ないメガネを処方してもらいましょう。

 

また、網膜剥離などの病気であっても、手術で回復すれば視力矯正ができるようになります。

 

 

眼の病気の予防策はある?

 

眼の病気の多くは加齢や疲労などが引き金となって発症し、症状が進行してしまうと視力を取り戻せなくなってしまう危険なものです。

眼病予防のために重要なのは、眼を適度に休めること。

 

仕事や家庭で眼を酷使することが多い現代社会では、眼を意識的にリラックスさせることが非常に重要です。

また、紫外線は眼球の組織を酸化させ、白内障や黄斑変性の原因になります。

 

外に出る時は帽子や日傘で日差しを防ぐようにしましょう。

そして何より大切なのが、定期的に眼の検査を受けることです。

 

眼病の後発年齢である40歳を過ぎたら、毎年1回は検査を受けるようにしましょう。

 

 

まとめ

急激に片目の視力が下がる原因や対処法についてまとめましたが、いかがでしたか?

片目の視力低下が起こったら、まずは眼科で病気の有無を確かめましょう。

 

考えられる病気には様々なものがありますが、症状を見過ごしてしまうと失明に至る可能性もあります。

また、片目の視力低下はもう一方の視力にも悪影響を及ぼします。

 

メガネやコンタクトレンズで矯正してバランスを保ちましょう。

眼病予防のためには眼精疲労の解消と紫外線対策が重要です。

 

加齢によって眼病リスクが高まるので、定期的なチェックも行って下さいね。