歳を重ねたせいか、物がぼやけてみえたり近くのものははっきりと見えるのに、遠くのものがぼやけて見えたりといった事はありませんか?
老眼や近視、遠視など視力に悩んで居る方も多いのではないでしょうか。
仕事で一日中パソコンを使っていたり、最近はスマートフォンの1日の使用時間が長い方も多いので、視力検査を受けて自分の視力の低さに驚くことも。
視力が悪ければ裸眼では見えにくいので、メガネをかけたりコンタクトレンズを使用しなければ、日常生活に支障を来してしまうという方も多いですね。
この視力はトレーニングすることで多少なりとも回復すると言われています。
そして、実は身近にあるもので視力の回復の効果が期待出来ると言われています。
今回は視力回復方法についてまとめてみました。
老眼鏡で視力回復効果は期待できる?
先ほどお話ししたように、最近はスマートフォンを長時間利用する方が多く「スマホ老眼」という言葉までできているほどです。
スマホ老眼は今20代、30代にも増えているのです。
どんな症状かというと、近くを見たあとに遠くを見るとぼやけて見える、本や書類を読むときには20センチ以上はなさないと見えにくいなど。
もしくは、首や肩こりがひどいなどの症状も考えられます。
このスマホ老眼になりやすい方は、一日4時間以上パソコン作業をしている、移動中や待ち時間、寝る前など時間があればスマートフォンを使用する方がなりやすいと言われています。
そんな視力が低下してしまった方の視力回復トレーニングにオススメなのが老眼鏡です。
100円均一などに売っている老眼鏡を使用してみるのもおすすめです。
方法としては、メガネをいつもかけている方はメガネの上から老眼鏡をかけます。
そして、いつもコンタクトレンズを使用している方はコンタクトレンズをつけたまま老眼鏡をつけましょう。
1メートル以上離れてテレビや景色などを眺めましょう。
時間は大体5分程度でよいでしょう。トレーニングはたったこれだけです。
焦点は合いませんが、この焦点の合っていない状態がピントをリセットしてくれるので、筋肉の緊張が解けてリラックスさせてくれるのです。
メガネを外すと、くっきり見えるという体験ができるようです。
老眼鏡は近視を治すのに適しているの?
このトレーニングは先ほどお話したスマホ老眼の他にも、近視にももちろん効果が期待されていると言われています。
近視や老眼は、老化や疲れによってピントを合わせる筋肉が固くなり、緊張状態にあるために起こる症状と言われています。
老眼鏡を使ったトレーニングを行うことで、ピントを合わせる筋肉を和らげ、ピントを合わせる能力をリセットしてくれるために効果が期待出来るかもしれません。
効果があるからといって、一日何度もしては逆効果になってしまいますので、多くても1日2回までにするようにしましょう。
他におすすめの視力回復方法は?
その他にも効果が期待されている視力回復トレーニングはいくつか存在します。
毛様体筋という筋肉があり、この毛様体筋は物を見るためにとても重要な働きをする筋肉のことです。
遠くを見るときには緩み、近くを見るときには緊張状態にあります。
この「遠くを見る、近くを見る」を繰り返すことで毛様体筋を動かし、緊張をほぐすことも視力回復の効果があるとされています。
また、蒸しタオルをまぶたの上に置き、リラックスをすることで血行が良くなり、軽度の近視では改善された例もあるということです。
まとめ
老眼鏡を使った視力トレーニングは、寝る前にすると効果が期待出来るといわれています。
ただし、効果があるからといって、一日に何度もすることはオススメできません。
逆効果になってしまう場合もありますので、1日多くても2回までとしましょう。
また、トレーニングを行ったあとに、蒸しタオルをまぶたの上にのせ、血行促進をすると疲れた目が癒やされ効果が期待できます。
仕事で長時間パソコンを利用する方などは、スマホ使用時間を控えるなど対策を考えると良いかもしれませんね。