座ると腰が痛い、何かを食べると痛みが走る。
そんな経験はないでしょうか。
実は欧米人に比べて、日本人は畳や床の上に座るという習慣が昔からあるので、8割が1度は腰の痛みに悩まされたことがあるようです。
今回は座ると腰が痛くなる原因や、食べると腰痛が起こる原因、腰痛への対処法についてご紹介いたします。
腰痛にお悩みの方のお力になれれば幸いです。
座ると腰が痛いのは大丈夫なの?
ここでは、座ると腰が痛くなる症状の原因を探っていきます。
姿勢の悪さ
まず、姿勢の悪さが挙げられます。
歪んだ姿勢の場合は、左右どちらかに重力がかかりすぎてしまっている場合などを指します。
姿勢に歪みがあることで座った時に腰の負担が大きくかかってしまいます。
食習慣
座った際に腰痛が起こる際には食習慣の乱れにより骨が弱っている可能性があります。
まず骨に必要なのはカルシウムです。
その次に栄養を満点に摂れる一十三菜のメニューです。
しっかりお食事で摂れていますでしょうか。
運動習慣
デスクワークなど一日中座りっぱなしの場合は、筋力が衰えてしまい腰を支える力が弱っている可能性があります。
ヘルニア
椎間板が椎骨にはみ出すことにより神経を刺激し腰周辺にしびれるような強い痛みを感じます。
座った際に特に腰に痛みが生じます。
食べると痛くなる原因は?
食べる際の姿勢の悪さ
食べる際に姿勢が悪いと腰痛を引き起こしやすいです。
悪い食べ方とは、腰を丸めて食器に顔を近づけるような形でお食事をとる方法です。
毎回、腰をお辞儀するような体勢を取る事で腰の負担がなくなります。
姿勢を真っすぐに保ち、顔を食器に近づけることなくご自身の手で食器を顔に近づける事で姿勢の悪さは緩和されていきます。
内臓の病気
例えば、胃潰瘍などの病気の場合、腰に痛みを訴える方もいます。
通常の腰痛とは異なり食後に腰痛が起こる場合は注意が必要です。
対処法はあるの?
腰をリラックスさせる
腰が緊張している場合に座っている際の腰痛を引き起こしやすいです。
そこで、普段から定期的に歩いたり、ストレッチをしたり、マッサージを行うことで血流を良くしておくことも大切です。
また、半身浴で下半身の血流を良くすることも有効です。
腰や脚の筋肉がほぐれることで腰痛は緩和される可能性があります。
ツボをおす
ツボは身体を部分的に温めてくれる効果があります。
まずは、陽腿点です。
手の甲の人差し指と中指、薬指と小指の分かれ目にある中心から下がった場所を指します。
手の甲なので空いている時間に挑戦してみてください。
出典:sawai.co.jp/
腎兪(じんゆ)・志室(ししつ)・命門(めいもん)
お臍のちょうど真後ろが命門にあります。
次に、腎兪は命門から指日本分左右隣にあるツボを指し、志室は命門から指4本分左右隣になるツボを指します。
命門を軸にして押していけば押しやすいのでお風呂上りなどに挑戦してみてください。
出典:sawai.co.jp/
テニスボール
腰痛解消に効果が期待できる道具として、意外にもテニスボールが使用されるケースがあります。
公式の硬いテニスボールを腰の尾骨周辺の筋肉をほぐすことで腰が気持ちよくなります。
腰はなかなか手が届きにくいのでテニスボールがあれば簡単に刺激することができ、非常に便利です。
医療機関の受診を
腰痛の中でも激痛や長引く痛みやしびれがある場合は病院で検査してもらうことをおすすめします。
また、座ると痛い腰痛は、整体や整骨院やカイロプラティックなどの治療院で治療することで、骨の歪みや筋肉や筋膜の調整などを行う事ができます。
治療院で行われる施術は、自然治癒力を用いて腰痛を治すので痛み止めなどを飲むよりも体により良いと言われています。
まとめ
ここまで御覧になりいかがでしたでしょうか。
座った際やお食事中に引き起こされる腰痛は、生活習慣的な物や病気が潜んでいる可能性もあります。
対処方法としては、腰をほぐしツボも押してみると効果があるかもしれません。
そして、長引き病気が疑われる場合の腰痛はぜひ医療機関の受診をおすすめします。