突然、腰痛に襲われたら不安になりますよね。
重いものを持っている、激しい運動をしていたなど、あきらかにぎっくり腰だと分かる時はすぐに整形外科を受診するなど対応できますね。
ですが、腰の痛みともに吐き気などの症状があった場合は、なにか内臓の疾患ではないかと心配になるでしょう。
また女性の場合であれば、子宮など婦人科系の病気の可能性もあり、病院に行きたくても何科を受診していいのか迷うこともあると思います。
普段から腰痛に悩んでいる方には、吐き気と腰痛は別のものだと考えてしまう人もいるでしょう。
今回は、腰痛と吐き気がある場合はどんなことが考えられるのか、調べてみました。
腎臓の病気が原因?
インターネットで「腰痛 吐き気」と検索するとまず出てくるのが腎臓に関する病気があがってくると思います。
腎不全や腎盂腎炎、尿管結石など、何だか怖いイメージの病名がたくさん出てきて不安になってしまいますよね。
腰痛、吐き気などの症状の他には倦怠感、むくみなどがあります。
どれも特徴的な症状ではなく、自身ではわかりやすい症状がないのが特徴です。
ただし、多尿、血尿、頻尿、尿が泡立つなど、尿に異常が出やすいと言われています。
ですがこのような症状が現れた場合、病気がかなり進行してしまっていることが多いようです。
どんな病気でも早期発見が重要となりますが、腎臓の病気も同じことが言えます。
ですので、定期的に健診を受けることが大切となります。
自身で尿に異常が感じられる前に数値で尿の異常に気が付くことが出来ます。
腰痛に加えて吐き気がある場合、まずは内科や総合内科を受診し、検尿してもらいましょう。
そして必要があれば循環器内科、泌尿器科などを紹介してもらいましょう。
婦人科系の病気?
女性の場合であれば、子宮や卵巣などの婦人科系の病気が原因となっている可能性も考えられます。
こちらの場合も、考えられる病気は多岐に渡ります。
ですが、やはり腰痛、吐き気とともに月経異常などの症状がある場合もありますが、だるさなどの症状に特徴がない時もあります。
そして、妊娠の初期症状として腰痛と吐き気を感じる人もいますし、更年期障害の症状として腰痛と吐き気を感じる人もいます。
ですので、まずは腰痛と吐き気の症状とともに、おりものに異常がないか、不正出血がないか、月経時の出血の様子なども確認しましょう。
症状を放置した結果、不妊などの原因となってしまうこともあります。
婦人科の診察は、内診などどうしても抵抗を感じる方も多いと思います。
ですが、婦人科系の病気には子宮体がん、子宮頸がん、卵巣がんなど、命に関わる病気も潜んでいます。
異常を感じるのであれば受診しましょう。40歳以上であれば、婦人科の定期検診を受けましょう。
対処方法やストレッチ方法は?
まず最善の方法は、腰痛と吐き気の原因をしっかり把握するために病院へ行き、医師の診断を受けることです。
単純に腰痛と言っても、単純に疲労が蓄積しているだけのこともありますが、重い病気の可能性もあります。
当たり前ですが、原因が違えば対処法なども違ってきます。
一番の予防策はどこでも言われていることですが、適度な運動、バランスの取れた食事心がけることです。
ただし、腰痛が起こる原因として血行不良があります。
血液には全身に栄養を届けるという役目があり、血行を促進してあげることが身体の不調を楽にしてくれる場合があります。
ですが、ストレッチをして症状を悪化させてしまうこともあります。
ストレッチを行う前には、必ず医師に相談しましょう。
まとめ
肩こり、腰痛、パソコンの普及が進んだ今は、慢性的に悩んでいる方も多いでしょう。
単純な肩こりや腰痛で病院へ行くのは大げさな気がしてしまうかもしれません。
ですが、思わぬ病気が潜んでいる可能性もあります。
頑固な腰痛、痛みが強いなど少しでも違和感を感じた場合には受診をしましょう。
そして、病気の早期発見のために定期的に健診を受けましょう。