寝て起きたら腰が痛い・・そんな症状に悩んでいる人は結構多いものです。

寝具を買い替えたりマッサージに通ったりしても一向に良くならないという人もいるかもしれません。

 

腰痛の原因には寝具の問題や骨格・内臓の疾患など様々なものがありますが。

寝起きにギシギシと腰が痛む場合には、ちょっとした生活の改善でスッキリ解消できる可能性があります。

 

寝起きに起こる腰痛の原因と改善方法を調べました。


Sponsored Link


なぜ起床時に腰が痛くなるの?

 

起床時に腰痛が起きる要因には、就寝中の身体機能の低下にあります。

人間の身体機能は、自律神経によって無意識にコントロールされています。

 

自律神経は活動に係わる「交感神経」と休息に係わる「副交感神経」があり、

この2つのモードを切り替えることで体内機能を円滑にコントロールしています。

 

就寝時は副交感神経の働きによって血圧や体温が低下します。

特に明け方の4時から6時の間は最も血行がゆるやかになり、体内の循環が乱れやすい状態になる時間帯です。

 

この時間帯に何らかの障害が起こることで、起床時に腰が痛くなる現象が生じるのです。

次章では、具体的な症状や病気についてみていきましょう。

 


Sponsored Link


 

起床時の腰痛は“仰向け”が原因!?

 

朝起きた時に腰の筋肉がギシギシと痛む場合は、仰向け状態による腰の圧迫が原因かもしれません。

長時間仰向けで寝ていると体重が腰に集中してしまい、腰回りの筋肉に痛みが発生します。

 

内臓や筋肉の重みを自覚することはありませんが、実は仰向けの体勢では背中や腰に大きく負担がかかっています。

特に腰は体重の4割近い重さが集中すると言われています。

 

日常的に仰向けで寝る人は沢山いますが、就寝中に寝返りをうつことができれば、適度に負荷が解消されるので腰痛は起こりません。

ところが、体の筋肉が固まっている人は寝返りをうまくうてず、仰向け状態で長時間寝てしまうことになります。

 

これによって起床時に腰痛が起こるのです。

このような腰痛の改善には、寝返りに必要な4種類の筋肉のストレッチ体操が有効な場合もあります。

 

毎晩寝る前に行いましょう。

 

<腰をねじるストレッチ>(左右それぞれで1日3セット)
・仰向けになり、片側の膝を立てて内側に倒す。
・倒した膝を反対側の手で床におさえつける。
・倒した脚側の手は頭の上に伸ばす。
・その状態で6回深呼吸をする。

<ひじ立て・ひざ曲げストレッチ>(1日3セット)
・うつ伏せの状態でひじを立て、ひざを曲げて足を持ち上げる。
・首の力を抜いて下を見ながら、6回深呼吸をする。

<ひざ抱えストレッチ>(1日3セット)
・仰向けになり、両手でそれぞれの側の膝を抱える。
・両手を組んで両ひざを持ち、胸の方へ抱え込む。
・その状態で力を抜き、6回深呼吸する。

<タオルを使った脚上げストレッチ>(1日3セット)
・仰向けに寝転んだ状態で、膝を立てる。
・膝にタオルをかける。
・フェイスタオルを両手で持ち、タオルの輪を片側の脚のつま先に引っかける。
・膝を伸ばした状態でタオルを引っ張り、脚を真上まで持ち上げる。
(膝を伸ばすのが難しい場合はバスタオルで行って下さい)
・この状態で力を抜き、6回深呼吸する。

出典:news-postseven.com/

このようなストレッチ体操を習慣づけるとともに、枕を見直すとさらに効果的が期待できるかもしれません。

寝返りを打ちやすくするには、横向きに寝た時に体の中心線がまっすぐになる高さの枕が理想的です。

 

枕が低すぎる場合は寝返りがしにくくなっていますので、枕の下にタオルを敷いて高さを調節してみましょう。

 

 

その他に考えられる原因は何があるの?

その他に起床時の腰痛の原因として考えられるものは次の通りです。

 

骨格の歪みによるもの

背骨や骨盤に歪みが生じ、神経を圧迫することで腰痛が起こることがあります。

この場合は日中も痛みが出ることが多いですが、症状が軽度の場合、日中は筋肉がうまく骨の動きを補てんするために気が付かないことがあります。

 

起床時は筋肉が固まっているため骨の不具合をカバーできず、痛みが生じるというわけです。

具体的な症状としては、腰椎椎間板ヘルニアや腰椎脊椎管狭窄症などによる関節の機能障害があります。

 

この場合は原因となる疾患を治療しなければなりません。

症状が疑われる場合は整形外科を受診しましょう。

 

内臓疾患によるもの

内臓疾患による機能低下で痛みが発生することもあります。

明け方は特に体の循環が悪くなりやすく、元々内臓にトラブルを抱えていると異常が腰痛となって現れる可能性があります。

 

腰痛を起こしやすい内臓疾患には、腎臓や肝臓、子宮の病気などがあります。

この場合は起きる前から腰痛があり、起床後に時間が経過しても痛みが緩和しない場合が多いです。

 

また、倦怠感や食欲不振、生理不順などの病気のサインにも注意し、症状が疑われる場合は病院を受診しましょう。

 

内臓の疲労によるもの

病気とはいかないまでも、内臓の疲労によって腰の痛みが発生することがあります。

この現象が起こりやすいのは腎臓です。

 

腎臓は体内の毒素を排出する役割を持っていますが、体内に疲労が蓄積すると毒素を処理しきれなくなり、うっ血して位置が下に下がってしまいます。

また、食べてすぐに就寝すると消化器に過度な負担がかかり、腰痛を起こすことがあります。

 

寝る3時間前には食事をしないようにしましょう。

 

 

冷えも腰痛の原因?部屋の環境も見直してみよう

就寝時に体の循環機能を保つためには、体の冷えを防ぐ環境づくりが重要です。

起きた時に体が冷たくなっているという人は、寝る環境を見直してみましょう。

 

特に注意すべきなのが、夏場の冷えです。

熱い季節は布団をかけずに寝ることが多くなります。

 

それでも寝苦しい時は冷房を強くかけたまま寝てしまったり、扇風機を体にあてたりする人もいると思いますが、これらは体にとってよくありません。

冷房をかけたまま寝ると明け方の体温が低い時間帯には過度に体が冷やされ、血流が滞ってしまいます。

 

先に述べたような腰痛だけでなく、心臓にも負担がかかります。

女性は血流が悪くなることで生理痛が悪化しやすくなります。

 

冷房をかけて寝る際は、タイマーで数時間後に切れるようにする、タオルケットをかけて寝るようにするなどの改善をしましょう。

 

 

まとめ

起床時に腰痛が起こる原因と対処法について調べましたが、いかがでしたか?

起床時の腰痛には、明け方の体内機能の低下が深く関係しています。

 

この時間帯に起こる腰痛には様々な原因がありますので、今回紹介した原因と対処法を参考にしてみてください。

また、体内機能の低下を防ぐ方法として、寝る環境が冷えすぎない工夫をすることも重要です。

 

熱い季節は冷房による冷えが起こりやすいので注意して下さいね。