左の腰が痛い・・

片側に腰痛が発生すると、内臓がおかしくなっているのではないかと不安になってしまう人は多いと思います。

 

特に女性は若いうちから婦人科系の病気にかかることも珍しくないので、より心配ですよね。

左腰が痛い時、原因が骨や筋肉ではなく内臓にある場合に考えられる病気にはどんなものがあるか調べました。

 

また、女性特有の症状である「生理痛による腰痛」の効果的な改善法についても紹介します。


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なぜ、内臓疾患によって腰痛が起きるの?症状の特徴は?

 

肝臓や腎臓などの内臓の異常によって腰に痛みが出ると聞くと、ちょっと不思議ですよね。

このような現象の原因には、「機能低下」と「腫瘍などによる神経の圧迫」の2つが考えられます。

 

臓器に機能低下などの異常が出ても、「肝臓が痛い」と感じることはありません。

臓器には痛覚がなく、何かトラブルが起きても自覚することができないのです。

 

その為、脳が臓器の周辺の神経に痛みの信号を発信し「痛い!」と感じることで、異常を自覚するようになっています。

この痛みの連絡システムによって、臓器と離れた場所が痛くなる現象が起きるのです。

 

また、臓器に腫瘍やポリープができ、それが近くの神経を圧迫して痛みが出ることもあります。

このような原因で腰痛が発生する場合、腫瘍やポリープがかなり大きくなっている可能性が高いので、症状を見過ごさないようにしなければなりません。

 

内臓疾患によって腰痛が起こる場合の特徴は、次のようなものがあります。

 

・安静時に痛みが出て、姿勢を変えても痛みがなくならない
・倦怠感や食欲不振、発熱などの全身症状が伴う
・痛みが1週間以上続く
・食事のタイミングで痛みの度合いが変化する

 

このような症状がある場合は専門医を受診しましょう。

 


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腰痛を引き起こす内臓疾患にはどんなものがあるの?

左腰が痛む時に原因として考えられる内臓疾患には、次のようなものがあります。

 

胃の疾患

胃の粘膜に異常が発生することで腰痛が出ることがあります。

特に胃は左側に位置しているため、腰痛も左に出やすくなります。

 

具体的な病名としては、胃潰瘍や胃がんなどがあげられます。

また、胃の機能低下によって胃下垂になると腰痛が起こることがあります。

 

肝臓の疾患

肝臓は、血中の有害物質の解毒、タンパク質とブドウ糖の合成と貯蔵、胆汁の合成と分泌といった機能を果たしています。

肝機能が低下することで腰痛が起こることがあります。

 

肝臓は右寄りにあるため、腰痛は右側に出ることが多いですが、場合によっては左側に出ることもあるので注意が必要です。

具体的な病名としては、アルコールの飲みすぎによる脂肪肝や肝炎、肝硬変や肝がんなどがあります。

 

大腸の疾患

 

大腸がんの自覚症状として、腰痛が起こることがしばしばあります。

 

腸はお腹の右側から左側を回って肛門につながっていますが、特に大腸がんは出口付近の部分で発生することが多いため、左側の腰が痛む時は注意が必要です。

 

腰痛以外に、排便が細くなる、血便が出るといった症状が出ることもありますので、症状が疑われる場合はすぐに病院へ行きましょう。

 

腎臓の疾患

腎臓は「体内の毒素の排出、水分量の調節」といった役割があります。

腎臓にトラブルが起きて機能が低下すると毒素を含んだ尿が溜まって血流障害が起こり、腰痛を引き起こします。

 

具体的な病名としては、水腎症や腎結石、腎不全などがあります。

また、腎機能の低下によって腎臓の位置が下がってしまうことで筋肉に支障が生じ、腰痛が出ることもあります。

 

子宮の疾患

子宮は、女性ホルモンの影響によって様々な疾患や症状が発生しやすい部分です。

特に、生理痛は多くの女性が悩まされる症状です。

 

月経を促す女性ホルモンが過剰に分泌されると、腹痛や腰痛といった生理痛を引き起こします。

子宮の卵巣は交互に排卵を行うため、月経の度に腰痛の起こる側が変わることもあります。

 

また、子宮内膜が卵管や卵巣など本来の場所以外にできてしまう子宮内膜症や、子宮筋腫、子宮がんも腰痛を引き起こします。

これらの疾患によって腰痛が起こる場合、生理不順や経血量過多、経血の異常などの症状を伴うことがあるので注意しましょう。

 

以上のような内臓疾患の疑いがない場合は、骨や筋肉の問題であると考えられます。

骨や筋肉による腰痛も、放置すると重症化することが多いので見過ごしてはいけません。

 

このような場合は整形外科を受診するようにしましょう。

 

 

女性の腰痛で多いのが生理痛!効果的な対処法は?

 

生理痛の症状のひとつである腰痛は、女性にとって非常に厄介なものです。

月経の度に憂鬱な思いをしている女性は少なくありません。

 

生理痛は、月経を促す「プロスタグランジン」という女性ホルモンの分泌が原因で起こります。

 

月経時にプロスタグランジンが過剰に分泌されて子宮を刺激しすぎてしまったり、子宮の構造的に月経時の伸び縮みが激しくなってしまったりすることで、強い腹痛や腰痛が起こるのです。

 

このような生理痛を薬で和らげる方法もありますが、まずは血行を改善することが第一です。

日常的に骨盤内の血行が滞っていると、普段は分かりにくくても、月経時に強い生理痛となって現れます。

 

お酒を飲みすぎた時や疲れがたまっている時に、足がむくんで痛みを感じたことはありませんか?

足の血行が滞ることで痛みが発生しているのですが、生理痛も同じ原因によって強くなってしまうのです。

 

体を温め、血行を良くすることで生理痛を緩和する事が出来るかもしれない、尚かつ予防にもなります。

生理痛がひどい場合は次のような方法を実践してみて下さい。

 

・骨盤をゆっくりと回す。
・腰にカイロを貼る。
・ぬるめのお湯に30分~1時間ほどゆっくりと浸かる。
・根菜類や緑黄色野菜のスープを食べる。
・アルコールや喫煙を控える。
・食事は腹八分目にとどめ、消化器に負担をかけないようにする。

 

以上のような方法で生理痛を緩和していきましょう。

 

 

まとめ

左側の腰が痛い時の原因と対処法について、内臓疾患の観点からまとめましたが、いかがでしたか?

内臓疾患が腰痛の原因になるケースには様々なものがあります。

 

腰痛の他に倦怠感などの別の症状が伴うことが多いので、腰痛が発生したら他に症状が出ていないかチェックするようにして下さい。

また、女性が悩まされる月経に伴う腰痛は、血行不良を改善することで痛みの緩和が期待できます。

 

今回紹介した対策を参考にしてみてくださいね。