首や肩などの体の痛み。あまりに長引くと、何か病気なのでは?と頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか。
しかし、我慢できる痛みなどの場合は病院に行き治療をする事を後回しにしてしまいがちですよね。
また、ストレッチをはじめても長続きしない。など。心当たりのある方もいらっしゃると思います。
でもその症状を放っておくと、取り返しの付かないことになってしまう場合も少なくありません。
原因は様々ですが、四十方や五十肩など良く聞く病名の他にも様々な恐ろしい病気の可能性もあります。
今回は、首から肩にかけての痛みの原因と解決策についてまとめてみました。
首から肩にかけての痛みの原因は?
先ほどもお話しましたが、肩関節周囲炎というものがいわゆる五十肩、四十肩です。
肩の痛みはもちろんですが、腕が上がらなかったりなどの肩の可動範囲が狭くなってくるといった症状が見られます。
そして、首から肩にかけて痛みがある場合には肩こりではなく、首こりの可能性があります。
首が凝っている場合には首だけではなく、頭や肩などに痛みが来る場合も多いのです。
頭痛に悩んでいるという方も、もしかすると首こりからくる頭痛の可能性もあります。
首こり、肩こりは良くあるものと軽く考えられがちですが、そのままにしておくと自立神経の乱れやイライラの原因になってしまったり。
胃腸の調子が悪くなってしまったりと様々な別の症状を引き起こしてしまう場合もありますので、早めに対処することをオススメします。
病気の可能性もあるの?
痛みは体からのサインともよく言われていますが、この首から肩にかけての痛みも病気の可能性があります。
また最近は、仕事で一日中パソコンやスマートフォン、タブレットなどを使用し、目を駆使していたり猫背になってしまっている方も多いです。
姿勢が悪いことも一つの原因といえるでしょう。
首や肩の痛みでわかる病気ですが、特に肩甲骨が痛む場合には「頸椎間板ヘルニア」「神経痛」「頚椎部すべり症」などといった病気の可能性も考えられます。
ただ、中には血行不良などによって痛みがおこる場合もあります。
肩甲骨あたりの痛みは、消化器官の病気に関係する事も多いと言われており、肝臓や膵臓、腎臓などの病気に関わりが多いとも言われています。
その他にも、変形性頸椎症と言われる病気の可能性も考えられます。
最初の症状として、首や肩のこりや痛みがあげられます。
症状が悪化してくると、肩や腕がしびれたり、頭痛がしたりといった症状が見られはじめます。
更に悪化すると手がしびれ、細かい作業ができなくなってしまったり、足までしびれ、歩くことがままならなくなってしまうという事も考えられます。
病院なら何科に行くべき?
肩甲骨や首、肩の痛みがある場合には、まずは整形外科を受診すると良いでしょう。
そのときには、いつ頃からどこが痛くなったのか。
また、痛む場所は変化があったか、どんな風に痛むのか、などとできるだけ具体的に医師に伝えましょう。
その痛み方や痛む場所などで別の病気の可能性もありますので、具体的に伝えると医師も判断しやすいでしょう。
もしもそこで別の病気の疑いがあるとなれば、内科などを紹介してもらえますので、まずは整形外科を受診することをオススメします。
まとめ
肩から首にかけての痛み、病気についてまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。
肩や首、肩甲骨の痛みを放っておくと恐ろしい病気にもなりかねません。
早めの対処を心がけましょう。
また、血行不良により痛みが出ている場合もあります。
できるだけ毎日お風呂上がりや、お風呂の中で湯船につかりながらでもできますので、腕や肩のストレッチを習慣づけておくとよいでしょう。
血行がよくなる事で、痛みが和らぐこともありますので、なかなかストレッチが続かないという肩は少しずつでも、日々の中にストレッチを取り入れてみてはいかがでしょうか。