肩の痛みが治らない・・そんな悩みを抱えている人はいませんか?

肩の故障による痛みは長引きやすく、想像以上に辛いものです。

 

そんな肩の痛みを和らげるには、症状の段階によっておさえるべきポイントがあります。

段階別に肩の痛みを取る方法やおすすめのグッズを調べました。

 

また、肩関節のリハビリに適したストレッチ方法についても紹介します。


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肩の痛みの原因は筋肉のコリではなく「炎症」!?

肩が痛くなる時、すぐに思い浮かぶのが「肩こり」ですよね。

しかし、急に肩が激しく痛む場合は普通の肩こりではなく、肩の関節周辺に炎症が起きている可能性が高くなります。

 

「肩関節周囲炎」と呼ばれるこの症状は、整体院などでしばしば「四十肩」もしくは「五十肩」と説明を受ける症状です。

 

出典:gohongi-katakori.com/

 

上の図からも分かるように、肩の関節には複数の骨や筋肉(=腱)が複雑に関係しています。

また、関節の動きをスムーズにするための「関節包」「滑液包」といったクッションの役割を持つ組織もあります。

 

こういった筋肉や滑液包に炎症が起こる症状を「肩関節周囲炎」といい、単純な肩こりとは違って激しい痛みや腫れなどを伴います。

 

肩関節周囲炎はその発生原因によって更にいくつかの種類に分かれますが、「炎症によって激しい痛みが生じ、腕や肩が動かしにくくなる」というパターンは共通しています。

 


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肩関節周囲炎の症状には2つの段階がある

肩関節周囲炎は2段階で症状が変化していきます。

 

<急性期>

・肩が激しく痛み、時には赤く腫れ上がることもある
・就寝時などの安静にしている時でも痛みが続く

 

<慢性期>

・炎症による腫れが引き、安静時には痛みがなくなる
・腕や肩の可動域が狭くなり、腕を動かそうとすると痛みが出る

 

急性期の痛みがひどいと夜も眠れず、市販の痛み止めでは効かないほどで、大変な思いをします。

ただ、期間に個人差はありますが炎症はやがて治まり、痛みもなくなります。

 

慢性期は安静にしていれば痛みを感じることはなくなりますが、筋肉が炎症によって固まってしまっているので動かそうとすると痛みが出ます。

痛みはストレッチによって緩和効果が期待できるかもしれません。

 

 

急性期の痛みを取るポイントとおすすめグッズ

肩関節周囲炎の急性期には炎症を早めにおさえて重症化を防ぐことが重要です。

そのためのポイントは、「冷やす」ことと「安静にする」こと。熱いお風呂やマッサージは避けましょう。

 

また、食べ物もアルコールや辛いものは炎症を悪化させるので控えましょう。

おすすめのグッズは次のようなものがあります。

 

市販の湿布

肩の痛む部分に冷感湿布を貼ると炎症の部分が冷やされて痛みが落ち着く可能性があります。

抗炎症薬が配合されている湿布も試してみる価値があるかもしれません。

反対に、血行促進作用のある湿布や温感湿布は急性期には逆効果なので買う際には十分注意してください。

 

ビワの葉湿布

民間療法として、市販の湿布の代わりにビワの葉を貼るのも1つの手段と言えます。

 

ちょっと意外かもしれませんが、ビワの葉には「アミグダリン」という鎮痛成分や「サポニン」という抗炎症成分が

含まれていて、火傷や肩の炎症部分に貼りつけると熱を吸い取って炎症を鎮めようとしてくれます。

 

ビワの葉を湿布代わりに使う場合、葉のツヤツヤした面を直接患部に当てるだけでも効果が期待出来るかもしれませんが、

すりおろしてペースト状にするとより本来の成分が使用できます。

 

<ビワの葉ペーストの作り方>

・ビワの葉をおろし金ですりおろす
・すりおろした葉を小麦粉と練り合わせてペースト状にする

 

できあがったビワの葉ペーストは患部に塗り、上からガーゼをあてて包帯などで固定します。

家の庭にビワの木がある場合はぜひ試してみましょう。

 

三角巾

特に激しい痛みの場合は三角巾で故障した腕を吊り、肩にかかる重みを軽減しようとします。

色々な布でできるので応急処置としても試してみたい手段の1つですね。

 

 

ちなみに、三角巾と同等の機能を果たす「アームホルダー」というグッズも売られています。

メッシュ素材で作られているものだと風通しが良いので、暑い季節もストレスなく使えますよ。

 

肩サポーター

三角巾やアームホルダーでは片腕が使えず生活に支障が出るという場合は、肩を固定するサポーターを着けると楽になるかもしれません。

以上のようなグッズを活用して、炎症が収まるか試してみる価値があります。

 

ただし、痛みが激しい場合は整形外科等で痛み止めの注射を打ってもらうという手もありますので我慢しすぎないようにしてください。

 

また、肩の痛み以外にも咳やめまいなどの症状が出てきた場合、他の病気が原因になっている可能性も考えられますので、早めに病院で検査を受け、適切な治療を受けて下さいね。

 

 

慢性期の痛みを取り除ける、おすすめのストレッチは?

慢性期には肩の筋肉を動かすときに痛みが発生します。

次のようなストレッチで少しずつ痛みを緩和し、固まった筋肉をほぐしていきます。

 

炎症が治まってきたら・・「腕の振り子ストレッチ」

出典:4050kata.net/

 

・テーブルなどの台に痛くない方の手をつき、痛む側の手を前後左右にゆっくりと振ります。

イメージとしては、身体の揺れにつられて腕が揺れるような感じで行います。

振る手にはアイロンやペットボトルなどの重りを持ちますが、痛みがある場合は何も持たなくても良いです。

 

腕が動くようになったら・・「腕上げストレッチ」

出典:4050kata.net/

 

・壁に向かって立ち、痛む側の腕を壁に伸ばして人差し指と中指を使って壁を上っていきます。

 

腕が上がるようになったら・・「タオルを使った肩回しストレッチ」

出典:4050kata.net/

 

・タオルを両手に持ち、ゆっくりと上に上げていく
(イメージとしては、痛くない方の手に痛む方の腕が引っ張られて上がっていく感じ)

 

慣れてきたら、タオルを上に上げた状態で腕を左右など色々な方向に動かしてみて下さい。

以上のようなストレッチを1日1~3セット行うようにしましょう。

 

慢性期のストレッチを避けていると腕が動かなくなってしまいますので、無理にならない範囲でストレッチを継続していきましょう。

また、急性期には冷やすことがポイントでしたが、慢性期には患部の血行を良くすることでストレッチ効果を高める効果が期待出来るかもしれません。

 

温感湿布やマッサージがおすすめです。

マッサージは指先から腕、肩の順にゆっくりと行います。

ただし、痛みが出る時はすぐに中止してください。

 

 

まとめ

肩の痛みを取り除く方法についてまとめましたが、いかがでしたか?

肩の故障による痛みを解消するためには、症状がどの段階にあるかを知る必要があります。

 

炎症が起きている時には「冷やす」「安静」、炎症が治まったら「ストレッチ」で痛みほぐしてみる、今回紹介した方法やグッズを試してみて下さい。

肩の故障は治るまでに時間がかかることが多いのですが、このような対処法で治癒効果が期待出来るかもしれませんので、ぜひご活用下さい。