ある日突然右肩が痛い…

慢性的に右肩の痛みが気になっている…

そんなつらい右肩の痛み、原因や治し方があるものなら知りたいですよね。

 

痛みが強かったり、いつまでも続いていたりすると、日常生活にも支障が出てしまいますし、

「もしかして癌なんじゃないか?」などと気にしはじめると、とても心配になってしまいます。

 

そこで今回右肩の痛みについて、なぜ起こるのか、痛みの治し方はあるのか、癌などの病気の可能性もあるのか等、解説していきたいと思います。


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右肩の痛みはなぜ起こるの?どんな原因がある?

一概に右肩が痛いといっても、痛み方などによって考えられる原因は様々です。

ここでは主な原因を4つにまとめてみました。

 

それぞれ詳しくみていきましょう。

 

筋肉などのこりによるもの

慢性的なものでは、これがもっとも多い原因ではないかと思われます。

人の身体は左右対称ではありませんし、人それぞれで身体の使い方のクセというものもあります。

 

そういった中で、右にばかり負担がかかってしまった結果、筋肉や腱が疲労し、血行不良などにより右肩の痛みとして現れることがあるのです。

 

筋肉のこりが原因の右肩の痛みは、ある日突然に痛むものではなく、慢性的に抱えている人が多くみられます。

また、生活習慣などが原因にもなります。

 

関節などの炎症

人間の肩は、上下左右とかなりたくさんの動きができますよね。

そんな自由自在な肩の動きを可能にしているのが、複雑な構造をした肩関節です。

 

その構造や働きゆえに、肩関節は疲労や加齢などによって損傷をうけやすい関節でもあります。

その損傷により炎症が起きてしまうと、肩に強い痛みや運動制限(肩があがらない等)の症状が出てしまうのです。

 

これはおもに「肩関節周囲炎」とよばれる病態で、いわゆる「五十肩」「四十肩」などともよばれています。

筋肉のこりとの鑑別は、より痛みが強く、運動制限がみられることです。

 

「五十肩」「四十肩」というのは、その年代(50代前後)に好発しやすいものであることからその名がついており、どちらも同じ「肩関節周囲炎」という病態を指しています。

 

「肩関節周囲炎」は、片側に起こることがほとんどなので、右肩だけが痛む場合はこの「肩関節周囲炎」を疑って、まずは整形外科を受診してくださいね。

 

そのほかに「石灰沈着性腱板炎」とよばれる肩の炎症もあります。

好発年齢も「肩関節周囲炎」とほぼ同じような年代に起こりますが、夜間に好発する急激な痛みが特徴です。

 

いずれも、ひどい痛みがあるときにはまず病院に行って、医師の診断を受けましょう。

 

内臓からくる痛み

多くの人が怖いと思っているのが、病気と直結する、内臓が原因の痛みではないでしょうか。

右肩の痛みとしてあわられる内臓疾患としては、

 

・肝臓関連

・胆嚢関連

 

これらのものが疑われます。

 

筋肉による痛みや炎症の痛みとの違いとしては、動かしたことによる痛みの誘発がないことや、特になにもしてなくても鈍痛がある、等が挙げられます。

いずれにせよ、心配なようであれば一度病院を受診されるといいでしょう。

 

その他

そのほかに右肩の痛みは、肩を酷使するスポーツによるものや、精神的な原因からも起こります。

また、特筆すべきものに「腱板断裂」という病態があります。

 

これは右肩に発生しやすいもので、主に肩の使い過ぎによるものです。

男性に多くみられ、「肩関節周囲炎」とはちがい、肩があがらないなどの運動制限はあまりみられないようです。

 


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筋肉のこりや炎症…それぞれ、痛みの治し方はある?

 

様々な原因による右肩の痛みについてみてきたところで、次にそれぞれの痛みの治し方、対処法についてお伝えしていきますね。

 

筋肉などのこりによるものの場合

こちらは、習慣の改善やストレッチなどを取り入れることをおすすめします。

 

・意識して、同じ姿勢をとりすぎない

・仕事などの合間に肩回し、首回しを行う

・お風呂でしっかり体を温める

・痛むほうの肩を蒸しタオルなどで重点的に温める

・毎日歩く習慣を取り入れて、体の血行をよくする

 

このように、無理なく毎日の生活を少しずつ改善していけるといいでしょう。

慢性的なものなので、すぐにはよくならないかもしれませんが、続けていれば効果が現れる可能性があります。

 

ストレッチ法を詳しく知りたい方は、書店などに置いてあるストレッチ本を参考にするのがおすすめです。

 

また、整骨院やマッサージなどに定期的に通って改善することもあります。

先生がその人の症状に合わせて個別にアドバイスをくれるので、これもまたおすすめです。

 

関節の炎症の場合

痛みが強いと思いますので、まずは整形外科などの病院を受診しましょう。

病院を受診するまでの間、痛みの緩和にはアイシング(冷却)をします。

 

市販の貼るタイプの冷湿布などではなく、氷水を入れた袋などでしっかりと冷やしましょう。

 

肩関節周囲炎は数か月で自然治癒するといわれていますが、整骨院や鍼灸の治療などにより、

痛みや運動制限の早期の改善が期待できるかもしれませんので、併せて利用されていくこともおすすめです。

 

その他

心と体は密接な関係にあります。

もしほかに原因が思い当たらず、右肩など身体に痛みがあるときは、ストレスなどの精神的なものが関係していることもあります。

 

なるべくストレスをためないように心がけて、適度な運動を行い、食事に気を付けて生活していきましょう。

 

肩とは直接関係のないことのようですが、ストレスを溜めない事、規則正しい生活をすることが、さまざまな痛みの緩和にもきっと繋がる事でしょう。

 

 

右肩の痛み…癌の可能性もあるの?

さきほど述べた中にもありますが、内臓から関連した痛みが右肩にでることもあります。

 

主に、肝臓や胆嚢の疾患によるものですが、これらの臓器は癌になる可能性もあるため、

右肩に痛みが出た場合癌の可能性が全くないとは言い切れないかもしれません。

 

とくに、筋肉のこりや炎症もなく、整形外科などの診察でも異常がないのに右肩に痛みがある…

という場合には、内科など別の診療科目を受診されると安心かもしれないですね。

 

 

まとめ

右肩の痛みの原因や治し方についてまとめてみましたが、いかがでしたか?

癌や内臓の病気などが隠されていることもあるようですが、ほとんどは適切な治療や習慣などで改善が見込めるものです。

 

皆さんが、右肩の痛みと上手に付き合い、少しでも改善していけるよう参考にしていただけたらと思います。