最近の結婚式の招待状って、おしゃれなものが増えてきていますね。
新郎新婦の個性が生かせるように、また、おもてなしの気持ちが伝わるように、招待状のデザインにも心を込める方が増えているそうです。
そんなおしゃれな招待状をもらうと、ただ出席、欠席の返事をするだけでなく、
「おめでとうございます。」の気持ちをおしゃれに伝えたいと思ってしまいますよね。
返信ハガキの余白にイラストや、シールなどで装飾する人も増えているそうです。
でも、返信ハガキをおしゃれに装飾することは、マナー違反ではないのでしょうか?
するにしても、どの程度まではOKなのか?も気になるところですね。
そこで、今回は結婚式の招待状の返信ハガキに装飾する返信アートについて調べてみました。
招待状の返信ハガキにイラストなどを描いてもいいの?
最近、結婚式の招待状の返信する時、欠席の部分をイラストなどで消すという返信アートが流行っているそうです。
イラストを描いた招待状をSNSなどでアップしている方も多いので、見ているほうは、かわいい!やってみたい!と思う人も増えている様子です。
基本的に返信ハガキにイラストを書いたりする返信アートは、マナー違反です。
ですが、仲のいい友達であればイラストなどを入れることも許してもらえるかもしれませんね。
ですので、返信アートに挑戦する前には最初に招待状の返信の宛名を確認してください。
宛名が新郎新婦ではなく、新郎新婦のご両親の名前になっているケースがあります。
この場合は、イラストなどで装飾することは避けましょう。
ご両親が宛名になっている場合、ご両親が披露宴などを取り仕切っていると考えます。
返信ハガキをまず最初に目にするのはご両親となります。マナーやしきたりを重んじる方も多いので、
イラストの入った返信ハガキに不快な思いをされることもあります。
十分に注意しましょう。
次に大切なのは、新郎新婦の気持ちです。
イラスト入りの返信ハガキをもらうとうれしいと感じる人も多いようですが、
逆に招待状に落書きされたと不快に思う人、やはりマナー違反だと思う人もいます。
新郎新婦の性格や関係性などを考えて返信アートを出すのかを考えましょう。
そして、最後は装飾にこだわり過ぎて、返信が遅くならないようにしましょう。
出席の場合は、2~3日以内に、欠席の場合でも1週間以内に返事を出すのがマナーです。
装飾に時間がかかり返信が遅くならないように注意しましょう。
返信ハガキをおしゃれにする方法は?
SNSなどでアップされている返信アートを見ていると、やはりイラストが得意な人が多くアップしているようです。
中にはプロなのか?と思うほど完成度が高いものがあります。
では、どんなものがあるのか見て行きましょう。
出典 :twitter.com/
絵で「御」「ご」「芳」などを消していますね。
黒のインク一色でも花の絵がとても華やかな印象です。
出典 :twitter.com/
クマの新郎新婦がかわいいですね。
当日の二人の姿を楽しみにしていることも伝えられそうなかわいい返信アートですね。
出典:woman.mynavi.jp/
シールを使っての返信アート。これなら絵が苦手な人にもできそうですね。
とても華やかでおめでたい雰囲気が伝わります。
どの程度までアレンジしていいの?
返信アートで検索してみると、たくさんの作品を目にすることが出来ます。
流行っていることもあり、絵やイラストが得意な人は全面にアレンジをしてしまっている人も多くいます。
ですが、名前や住所を記入する欄やメッセージ欄にもビッシリと絵を書き込むことは辞めましょう。
結婚式の招待状は出席や欠席を確認するだけのためのものではありません。
最近ではアレルギーの確認なども招待する側のマナーとなりつつあります。
アレルギーの欄が確認できないと披露宴の準備などに影響が出てしまいます。
また、結婚式の後、出席者に改めて御礼状を出したり、新居の報告ハガキを出したりする時にも必要です。
その時に、絵で文字が読めないようなことがないようにしておくことが大切です。
またイラストの上に、文字を書き込むとやはり見栄えも悪くなり、せっかく書いたイラストが台無しになってしまうかもしれません。
イラストを描くときは、その後の読みやすさも十分に注意しましょう。
まとめ
返信アートは現在、基本的にはマナー違反です。
でもマナーは時代とともに変わっていくものでもあります。
ですので、返信アートを出す時には、相手との関係などを考えて出すようにしましょうね。