梅雨の季節や夏場、はたまた冬場のお洗濯物の部屋干し乾燥、お風呂場の湿気取りにと除湿機は活躍の場が多い家電ですね。

一日中付けておく事もしばしばありますよね。

 

除湿機の湿気を溜めたタンクの水量を見て、これだけ除湿できるなら電気代がたくさんかかっているんじゃないかと心配になることがあります。

 

洗濯物を毛部屋干しするときに使うことの多い1時間分と、梅雨や夏場の湿気の多い季節に使う1日分の電気代を除湿機の方式によってどのくらい変わるのか計算してみました。


Sponsored Link


除湿機を1時間つけた時の電気代は?

除湿機の電気代を計算する前に、除湿機の仕組みによって電気代が大きく変わることは知っていましたか?

 

電気代の安めな分大きな音がしがちで本体が重いコンプレッサー方式と、音が静かでコンパクトな分電気代が高めなゼオライト(またはデシカント)方式、さらに両方の仕組みを搭載したハイブリッド方式の3つです。

 

3つの種類ごとに商品例を挙げて見ていきましょう。

電気代の計算はわかりやすく1時間に1kWの使用=30円、50Hz(東日本)で計算しています。

 

 

シャープ・CV-F71-W

 

出典:https://images-na.ssl-images-amazon.com/

 

除湿機自体がコンパクトで、シャープ独自の空気清浄機構のプラズマクラスター搭載タイプの除湿機です。

コンプレッサー方式のデメリットとしてはモーターの駆動音が大きめなのと、冬場は性能がガクッと落ちてしまいます。

 

しかし消費電力が180Wですので、1時間あたり5.4円と高くないのが大きなメリットになるでしょう。

 

RJ-XA70-WL

 

出典:https://images-na.ssl-images-amazon.com/

 

衣類乾燥除湿に特化したデザインの除湿機で、部屋干しにありがちなにおいを抑えてくれるナノプラチナ乾燥機能を登載しています。

 

ゼオライト方式はとにかくモーター音が静かで冬場にもしっかり除湿してくれることが大きなメリットでしょう。

 

その分デメリットの多くが電気代に反映されてしまい、消費電力が570Wとコンプレッサー方式の約3倍、17.1円と大きく差が出てきます。

 

 

 F-YHMX120-N

 

出典:https://images-na.ssl-images-amazon.com/

 

ハイブリッド方式なので、季節や場面によって使い分けられることが大きなメリットになります。

こちらも部屋干し中のにおいの元を除菌するナノイー機能を搭載していて一年中、どの場面でも使えるのが嬉しいですね。

 

消費電力は最大の685Wで使い続けると20.55円ですが、コンプレッサー方式とゼオライト方式を得意な場面で使い分ければ、電気代はこんなにはかかりません。

 

ハイブリッド方式で電気代を抑えるために、使う時々によって適切な方式を毎回選ばなくてはいけないのがデメリットのひとつに挙げられるかと思います。

 

消費電力の大きさだけを大まかに比べると、コンプレッサー方式<ハイブリッド方式≦ゼオライト方式と覚えておいて良いでしょう。


Sponsored Link


 

1日中つけるといくらぐらい掛かるの?

1時間の除湿では洗濯物を乾かしたりお風呂場の湿気取りをする場合になりますが、反対に湿気が多い時期に1日中つけている場合はどれだけの電気代がかかるのでしょうか。

 

まるまる1日中として24時間つけっぱなしと、正社員やフルタイムでお勤めの方の平均在宅時間の10時間でどれだけ電気料金の差が出るか比較してみます。

 

コンプレッサー方式の1時間あたり5.4円ですので10時間で54円に、24時間で129.6円になります。

1日中つけていてもペットボトル1本分くらいの電気代です。

 

ゼオライト方式は1時間あたり17.1円ですので、10時間で171円になり、24時間で410.4 円ですね。

これでは安いお弁当1個分くらいの電気代を1日で使ってしまいます。

 

ハイブリッド方式は実際の使い方で消費電力が変わりますので、一概には消費電力は計算できません。

適切ではない使い方をしていると10時間で205.5円、24時間で493.2円かかってしまいます。

 

せっかくの便利なハイブリッド方式のメリットである仕組みを使え分けを間違えてしまうと電力を大きくロスしてしまうことだけは注意していたほうがいいでしょう。

 

長時間除湿機を使っているのなら、エアコンについている除湿(またはドライ)機能を使っては?とおまけで比較してみました。

 

S25TTES-W-SET

 

出典:https://images-na.ssl-images-amazon.com/

 

除湿のみではなく通常の冷暖房を使ったときの消費電力が635~700Wですので、この消費電力から計算すると1時間あたり19.05円になり、10時間で190.5円に24時間で457.2円の計算になります。

 

ちょっと電気代が高いように思えますが、エアコンなので除湿だけでなく室温もちゃんと整えた上での消費電力ですので、普段からエアコンをよく使うライフスタイルならエアコンで除湿したほうが良いかもしれませんね。

 

 

おすすめの節約方法はあるの?

 

除湿機を使って湿気が少ないお部屋にしたくても、電気代が高いと使いたくなくなってしまいますね。

 

除湿機自体の消費電力はどの方式のものでも決まった分かかってしまいますので、使い方に気をつけたりちょっとした工夫で電気代節約をしてみましょう。

 

ひとつは衣類乾燥モードを使いすぎないことです。

一気に濡れた洗濯物が乾いて便利な衣類乾燥ですが、パワフルに稼動するために消費電力は大きくなってしまいます。

 

次に部屋の気温差が大きくなって結露や湿気が溜まりやすい朝晩に使って、日中はあまり使わないほうがいいでしょう。

 

日中は季節に関わらず気温が安定していて、比較的湿気は多くならない時間帯なのであまり効果が得られません。

 

ほかには除湿機の使い方ではなく、部屋に湿気を溜めないように晴れた日はクローゼットや押入れの扉を開けて隅に溜まった湿気を気温差で追い出してお家の中全体の除湿を出来るようにすると除湿機自体の稼働時間を減らしましょう。

 

一番見逃しがちな節約方法は除湿機のフィルターを通気口の部分のお掃除が挙げられます。

 

どの方式の除湿機も空気を吸って湿気を取り除くので、ほこりなどのごみが空気の通り道を邪魔していては除湿出来ない上に消費電力ばかり増えてしまいます。

 

 

まとめ

エアコンの仕組みによって消費電力が大きく違うので、使う状況によって選び方が大きく変わります。

 

音が大きいながら電力消費がダントツに低いコンプレッサー方式、冬場でもしっかり動くも電力消費が高いゼオライト方式、両方の良いところを併せ持って状況に応じて使い分けられるハイブリッド方式があります。

 

1時間の使用で5.4~20.55円と大きく電気代が変わり、24時間使い続けると1日で300円以上の差が開いてしまいます。

 

使っていれば除湿機本体の消費電力は同じようにかかりますが、使い方と工夫次第で節約も出来ます。

 

電力消費が大きい衣類乾燥モードは控えて、晴れた日はクローゼットや押入れの扉を開けて部屋中の湿気を飛ばして使う時間を減らすことも有効です。

 

見逃しがちなフィルターの汚れは除湿機の性能を落としていますので、こまめにお掃除をしていつでもベストな状態で電力いっぱいに除湿できるようにしましょう。