仕事で縁のある人や仲の良い友人が、突然のお葬式でスケジュール変更を申し出てくることもあるかと思います。

 

メールやSNSで弔事を知らされると、そのまま文章で「御愁傷様です」と書きそうになりますが、

メールでも御愁傷様という文は失礼なのか違うのか、判断が付きづらいものです。

 

メールでのお悔やみの気持ちを送るときは、どんな文章がいいのでしょうか?

御愁傷様と送られてきたメールへの返信の文章と合わせてご紹介します。


Sponsored Link


「ご愁傷様です」をメールで伝える方法は?

 

「突然で申し訳ないのですが、親族の不祝儀のために仕事の打ち合わせを延期できますか?」と、

仕事の取引先の担当者からメールが入っていたら、驚くと共に何かお悔やみの言葉を返さなければと思うでしょう。

 

本来なら縁のある人の不祝儀には参列をするのが最大限のマナーではありますが、仕事の取引先の人の遠縁など、

薄い縁の葬儀には毎回行くのも大変ですのでメールでお悔やみを伝えるだけに留まることも多いのではないでしょうか。

 

反対に毎日のように顔を合わせる同僚、仲の良い友人には葬儀前の葬儀屋さんやお寺・教会などの打ち合わせで

忙しい中に電話をするのもはばかられますので、葬儀とは別にすぐにお悔やみを伝えるためにメールを送ることもあるでしょう。

 

訃報を聞いたのなら、下手に流してしまうよりかは悲しみやいたわる気持ちを伝えるべきです。

では、どのような文を送ればいいのでしょうか。

 

一番ポピュラーでさまざまな人に使える「御愁傷様です」を使うことをおすすめします。

 

心の痛みや辛さの「憂い」の元となった「愁(しゅう)」と、きず・いたみを表す「傷」が合わさったこの言葉は、

「心の痛みや悲しみを慮ります」という意味があるため、年齢や性別・信仰している宗教を問わず使えます。

 

ほかには、口に出しても文字としてもシンプルに伝わる「お悔やみを申し上げます」もおすすめです。

文章ではなかなか伝わりづらい「故人が亡くなって悲しい」というニュアンスをストレートに伝えられますね。

 

よくテレビや新聞で耳にする「哀悼の意を表します」や「ご冥福をお祈りします」は、

ちょっと注意のいる言葉なので、文を送る前に本当にふさわしいか一呼吸おいてみましょう。

 

「哀悼の意を表します」は、かなりかしこまった時に使う書き言葉で、親しい人に送るには少し丁寧が

過ぎる言葉になってしまい、気の置けない友人や同僚には、あまりふさわしくないですね。

 

また、「ご冥福をお祈りします」は宗教用語が始まりの言葉ですので、特定の宗教を

信仰している人の中には、言葉の意味は分かっていても気分を害する可能性もあるためです。

 


Sponsored Link


 

メールでのおすすめ例文はある?

 

文章でお悔やみを書くときにはさまざまなマナーとタブーがあり、略式であるメールでも同じように守って書くことが大切です。

 

ともすれば手紙やはがきよりも身近に残るメールだからこそ、気をつけなくてはいけませんね。

一から文章を考えるのは大変ですので、突然の訃報を聞いたときに使える例文をご紹介します。

 

まずは、多くの人に使えるスタンダードな例文です。

 

「このたびは突然の訃報に、御愁傷様です。心よりお悔やみ申し上げます」

 

訃報を聞いて返事をするときは前置きや挨拶はせず、悼んでいることを伝えます。

 

故人とは直接関係のない相手であっても、突然執り行われるお葬式を前に、あわただしかったり

パニックになっている可能性も十分にありますので、余計な言葉は書かないほうが良いのです。

 

「ご不幸がおありとのことで、心からお悔やみ申し上げます。さぞお力落としかと思いますが、どうぞお体にお気をつけください」

 

メールを送る相手の親しい人が故人の場合、お悔やみだけでなく相手を気遣う文も一緒に書いてもいいですね。

こういった文章で気をつけたいのが、弔事での文章マナーの一つの「重ね言葉」を使わないことです。

 

「たびたび」「くれぐれ」「ますます」といった、同じ音が続く言葉は葬儀が重なることを嫌ってタブーとされています。

重ね言葉を使いそうなときは、「どうぞ」や「もっと」、「何度も」といった言葉に書き換えましょう。

 

 

「御愁傷様です」に対する返事はどうする?

 

反対に、自分の葬儀に参列するために予定変更を伝えて、相手から「御愁傷様です」

「お悔やみ申し上げます」といったメールが返ってきたときは、どう返信すればいいのでしょう。

 

相手に読んだことを伝えることがメインの返信になりますので、こちらも短めの文章になりますね。

 

どんな内容でもオールマイティに使える返事の「恐れ入ります」や心配してもらったことに対する

「痛み入ります」「ありがとうございます」がよく使うことばではないでしょうか。

 

例文としては「ご丁寧なご挨拶、恐れ入ります」や「もったいないお言葉をいただき、恐れ入ります」といった感じになりますね。

 

ほかには「お気遣い痛み入ります」、「暖かいお言葉、痛み入ります」の痛み入りますのバリエーションと、

恐れ入りますの砕けた感じで「ご丁寧なご挨拶、ありがとうぎざいます」や「お気遣いありがとうございます」を

使い分けると、ちゃんと読んでくれたんだと相手もほっとするでしょう。

 

 

まとめ

御愁傷様とメールで送るときは、相手の状態を慮ってシンプルに短い文を心がけます。

メールで送るときの例文は、タブーとする言葉を避けて書き換えを使いましょう。

 

御愁傷様ですとの返信があったときは、相手の文章に沿うように返事を書きます。