連名で一つの香典を包むとき、香典袋の書き方はどうすればよいのでしょう?

2~3人ならまだしも、それ以上の人数だと書ききれなくなってしまいます。

 

このような場合、袋には「○○一同」と書くことが多いと思いますが、それだけだと後々遺族に迷惑をかけてしまうことがあります。

香典を連名で包む場合は別紙に個別の氏名や金額などを記載したものを同封するのがマナーです。

 

連名で香典を包む際の香典袋や別紙の書き方についてまとめました。


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香典袋の住所や金額はなぜ必要?

 

香典袋には「御霊前」などの表書きと氏名、香典金額と住所を記入します。

中でも特に重要なのが金額と住所です。

 

住所は遺族が香典返しや挨拶状を送る宛先であり、金額は香典返しの品を決める際に参考にされます。

表書きや香典袋の体裁が違っているより住所や金額の情報が正しく書かれていない方が、遺族にとっての支障は大きいといえます。

 

連名で香典を包む場合、「○○一同」とだけ書かれてあって個別の住所が記されていないと、

挨拶状や香典返しの宛先を一人ひとり調べなくてはならず、大変手間がかかります。

 

金額についても、やはり個別に金額が分かった方がよいでしょう。

このような理由から、連名で香典を包む際には別紙の明細が必要なのです。

 

急な葬儀で明細を作成する時間がない場合は、遺族が職場などに出てきてから改めて明細を渡すという方法もあります。

香典を渡す側からすると少々気がひける行為かもしれませんが、何かと忙しい遺族からするとありがたい配慮です。

 


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連名で香典を包む場合の注意点は?

連名で香典を包む際は、以下の点に気をつけるようにして下さい。

 

友人・知人は、なるべく個別で香典を包む

2~3人で一つの香典を包むのは家族や特定の団体など、まとまったグループで出す場合にとどめておいた方がよいでしょう。

香典はあくまでも1世帯で1つ渡すのが基本ですし、遺族からしても別々に受け取った方が整理しやすくなります。

 

友達同士だからといった理由で香典をまとめるのは失礼にあたりますので控えましょう。

 

名前の書き方

 

2~3人の連名で香典を包む場合は、名前を連ねて縦書きします。

袋の中央に一番目上の人の名前を書き、右から順に名を記入していきます。

 

中袋の住所は代表者分のみ記入します。

4人以上の連名の場合は、名前は「○○株式会社営業部一同」や「代表者名+外一同」などとし、後に説明する別紙に個別の情報を記載します。

 

別紙の書き方

別紙には個人ごとの住所と金額を記載します。香典袋と同様の縦書きが一般的です。

別紙についてはパソコンで作成しても構いません。

 

 

名前を記入する順は、まず代表者名や目上の人物を先に書いてからその他のメンバーを順に書きます。

社員の五十音順でもいいですし、地域によっては居住地エリアごとに並べて書いても良いでしょう。

 

後で遺族が情報を整理しやすいように配慮することが大切です。

 

金額はキリのいい数字に

何人かで同額を出し合って香典を包む場合、金額は1万円や3万円などキリのいい数字に揃えましょう。

また、4や9などの縁起の悪い枚数にならないように注意しましょう。

 

故人が職場の同僚の家族であれば一人5千円程度が相場になりますが、

合算した金額に問題がある場合は一人2~3千円に下げて調整しましょう。

 

連名の香典で一人5千円を超えることはあまりなく、それ以上になる場合は個別に香典を準備する方が良いです。

 

 

通夜や葬式の受付で連名の記帳はどうする?

職場や団体を代表して通夜や葬式に参列する場合は、芳名帳に記帳する時にその旨が分かるように記載します。

 

例:○○株式会社営業部一同 代表 ○○○○(氏名)

 

芳名帳の他に香典帳もありますが、連名で出す場合は遺族が後から記帳を行うので必要ありません。

 

 

まとめ

連名で香典を包む場合の注意点についてまとめましたが、いかがでしたか?

香典は一世帯で一つ渡すのが原則ですが、団体の規模によっては香典を一つにとりまとめることがあります。

 

香典を連名で出す際は、各人の住所と金額の明細を同封し、遺族が挨拶状やお返しの手配をしやすいように配慮しましょう。

今回紹介した注意点を参考に適切な対処をして下さいね。