仏教においては故人を供養するために年忌法要を行いますよね。
そして年忌法要は豊富です。
そこで今回はその中でも13回忌の数え方や13回忌の次の法要はいつなのか、
また17回忌の次の法要は何なのかについてご紹介いたします。
施主の方のお力になれれば幸いです。
年忌法要とは?
仏教においては、故人がお亡くなりになられてから49日の期間を「中陰」と呼びます。
そして、49日までの間には故人の供養にとっては大切な機関であり、7日毎に法事や法要が行われます。
さらに49日を「満中陰」と呼び、忌明けと言われるようになります。
忌明けまでの間は、故人の親族は慶事や祭典など賑やかなお祝い事に参加することは相応しくありません。
年忌法要とは、故人がお亡くなりになられてから節目となる年の命日や命日の直前に当たる
土日などに故人を供養するために知人や親族で執り行われる法要の事です。
13回忌の数え方はどうすればいい?
13回忌は故人がお亡くなりになられてから12年目の事を指します。
1周忌は満1年で行われますが、他の「〇回忌」というのは、
故人がお亡くなりになられてからマイナス1年で数えます。
13回忌の次はいつ法要を行えばいいの?
13回忌の次の法要は4年後の17回忌です。
17回忌の次はいつ法要を行えないいの?
さらに、17回忌の次には23回忌です。
23回忌以降はどのような法要があるの?
23回忌の次の法要は、27回忌に行います。
その後は、33回忌、37回忌、そして50回忌があります。
50回忌を迎えれば年忌法要は終わります。
これ以降は遠忌法要となります。
ちなみに、年忌法要は故人がお亡くなりになられてから年月が
経てば経つほど遺族のみで法要が営まれることが多いです。
特に、7回忌以降から法要は小規模化していくようです。
命日が平日である場合は、命日の直前の土日などのお休みに法要を営むことが多いようです。
そして宗派によっても異なってきますが、年忌法要は33回忌または50回忌まで行います。
最近では33回忌に弔い上げとする事も一般的です。
弔い上げを行う事で、お亡くなりになられた故人は祖霊となり、これを機に仏壇から位牌を片付けます。
その後は、「〇〇家先祖の霊」の位牌になります。
いつまで年忌法要を続けるのかという事については施主を中心に親族間で話し合って決めてください。
年忌法要を簡単に計算する方法はあるの?
最近では、年忌法要を簡単に計算することができるようにインターネット上に計算することのできるサイトがあります。
以下にホームページのURLを載せます。
こちらでは、故人の氏名と享年、お亡くなりになられた年月を記すことで計算することができます。
その他、印刷ページもあります。
法要を営む場合のチェックポイントもありとても役立ちます。
また、こちらのサイトでも計算をすることができます。
こちらでは、年忌法要は土日で行われることを想定され、祥月命日の直前の
日曜日を指してくれるので親族としても有難いのではないでしょうか。
こちらのサイトでも命日を入力すれば、詳しく票に表してくれます。
印刷し施主は参照し、親族の間でも共有することができるのではないでしょうか。
遠忌法要とは?
遠忌とは、50年忌や100年忌など故人がお亡くなりになられてから、
長い年月を過ぎた後執り行われる法要の事を指します。
一般の方の場合は、33回忌や50回忌を最後に弔い上げが行われた後は祖霊と考えられることが多いです。
遠忌法要は、仏教の宗祖の方などに対してのみ営まわれる事の多い法要です。
まとめ
ここまで御覧になりいかがでしたでしょうか。
仏教においては故人の供養のために年忌法要が行われます。
その中でも13回忌と17回忌について、またそれ以降の法要についても数え方をご紹介いたしました。
また、正確に計算されたい方にはご紹介した計算することのできるホームページがおすすめです。
年忌法要の事で参考になれば幸いです。