深夜や就寝時になぜか急に咳き込んで眠れなくなる・・

そんな症状にお悩みではありませんか?

 

発熱や痰もなく、風邪をひいた時のような喉の痛みもなしだと

対処の仕方が分からず、咳止め薬で一時的にしのぐしかないですよね。

 

咳の原因が分かれば根本的な治療法や対策が見えてきます。

 

寝ている時に咳が止まらない症状が長引く場合に

考えられる症状と、咳を止める方法を調べました。

 

また、ハウスダストアレルギーによる咳を予防するための掃除法についても紹介します。


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深夜の時間帯に咳が出やすいのはなぜ?

日中に咳が出る事ももちろんありますが、夜間は特に就寝中に

ひどく咳き込むのはなぜでしょうか?

 

それには自律神経の働きが関係しています。

自律神経とは、自分の意識とは関係なく外部の刺激や情報に

反応して体の機能を自動的にコントロールする神経のことをいいます。

 

出典:men-eki.jp/

 

自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2つがあり、昼間の活動時には

主に交感神経が、反対に夜間の休息時には副交感神経がはたらくようになっています。

 

副交感神経がはたらくと、心拍数が落ち着き、

気管や気道が収縮して呼吸が穏やかになります。

 

収縮して狭くなった気管は活動時よりも外部からの刺激に過敏になるので

咳が出ると日中よりも激しくなりやすいのです。

 

 

風邪でもないのに夜中に咳が止まらなくなる病気は?

深夜や就寝時に発熱などがなく、ひたすら咳込むような症状が長引く場合に

考えられる症状は「アレルギー性の病気」「食道の炎症」「感染症」の3つです。

 

気道のアレルギーによるもの

アレルギー性鼻炎

鼻炎で鼻づまりを起こしている時に仰向けで寝ると

鼻腔内に溜まった鼻水が流れて喉がつまり、咳こみます。

 

慢性化すると気管支喘息に移行していくこともありますので、

早めに病院を受診し、アレルゲンを特定して対処しましょう。

 

特に毎年咳き込む季節が決まっているとか、

特定の部屋で寝る時に咳が出るという人は要注意です。

 

咽頭アレルギー

花粉やハウスダスト、黄砂などの異物に

咽頭の粘膜が反応して長く咳き込みます。

 

喉のかゆみや異物感、イガイガ感を伴います。

こちらもアレルギー性鼻炎と同じくアレルゲンを特定して対処する必要があります。

 

咳喘息

喘息の前段階にあたる症状です。

呼吸困難や「ゼーゼー」といった音はなく、慢性的に乾いた咳だけが出ます。

 

気管支拡張薬などの投薬治療を行うことで喘息への移行を

防止できますので、症状が疑われる場合は早めに専門医を受診しましょう。

 

アトピー性咳嗽(がいそう)

咳喘息と同様に乾いた咳が続きます。

アトピー疾患にかかったことがある場合に発症することがあります。

 

咳の症状に伴って喉のイガイガを感じます。

咳喘息と症状はほぼ同じですが、咳喘息の人に効く薬が

アトピー性咳嗽では効かないので、全く別の病気とされています。

 

食道の炎症によるもの

逆流性食道炎

胃酸が食道に逆流することによって粘膜が炎症を

起こすと、乾いた咳が続くことがあります。

 

胃酸は横になった状態で特に逆流しやすいので、就寝時に咳が出やすくなります。

病院では胃酸を抑える薬などで治療が行われます。

 

感染症によるもの

百日咳

百日咳菌に感染することによってしつこい咳が出ます。

最初はくしゃみや咳などの風邪のような症状で、しだいに咳が増えてきます。

 

夜間に発作的に咳が出る、短い咳と勢いよく息を

吸い込む「ヒュー」という音が連続するなどの特徴があります。

 

その名の通り咳が100日続くこともある病気です。

以上のような病気が疑われる時は、病院で適切な治療を受けましょう。

 

治療できる専門科が病気によって多岐に分かれる(耳鼻科や呼吸器内科、消化器内科など)ので

見当がつきにくい場合は総合病院にある総合診療科を受診する事をおすすめします。

 


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止まらない咳を落ち着かせるには?

上にあげたような疾患が原因の場合、喉が乾燥やホコリなどに非常に敏感になっているため、

病院にかかったとしても治るまではどうしても咳が出やすい状態が続きます。

 

咳が出る時には次のような対策をしてできるだけ咳をおさえましょう。

 

・部屋を加湿する
・マスクをして寝る
・布団の上半身部分をバスタオルなどで少し高くして寝る

 

また、仰向けで寝ると口が大きく開きやすいので、横向きに寝るのもおすすめです。

 

 

こんなところにアレルゲンが!?換気扇を使った掃除でホコリを一掃!

 

家の中のハウスダストは就寝時のアレルギー症状を引き起こす最大の原因。

定期的な掃除はアレルギー対策として必須ですが、普段どのような掃除をされていますか?

 

掃除機や雑巾で床や棚の上を掃除するだけという人は、高い所や

カーテンに付着しているホコリを見逃してしまっているかもしれません。

 

部屋の色々な所に溜まるホコリを、換気扇やエアコンを利用して排出しましょう。

 

換気扇を使ったはたきがけ掃除(家の1階ごとに行います)

・台所などの一番大きな換気扇を「強」モードで回す。(1か所だけ)
・全ての窓を開ける。ただし、全開ではなくわずかに開ける。
・各部屋のエアコンを送風の強さ「強」モードでかける。
・空気清浄器や扇風機があれば、それも「強」でかける。

 

こうすることにより家の中に風が吹き、細かなホコリが舞い上がり始めます。

また、開けた窓から家の中の換気扇に向かう空気の流れができます。

 

・この状態ではたきがけをする。
(最初は換気扇に一番遠い場所、カーテンなどの高い部分からたたく。)

 

目に見えないほどのホコリは風に乗って換気扇へ運ばれ、外に出ていきます。

 

もちろん目に見える位の重いホコリは床に落ちるので、

はたきがけをした後は掃除機で床を掃除し、落ちたホコリを取り除きます。

 

以上の流れではたき掃除をすれば、空気中のホコリが換気扇の方へ

自然に集まってくれるのでまた降り積もることがありません。

 

このような清掃でハウスダストをこまめに排出するようにしましょう。

とはいえけっこう大変なので、週に1回くらいのペースでやるのがおすすめです。

 

最初は効果が分かりにくいですが、だんだんとホコリが

溜まるペースが遅くなってくるのが分かるはずです。

 

 

まとめ

寝ている時の止まらない咳について調べましたが、いかがでしたか?

咳が止まらなくなる症状には様々なものがあります。

 

色々な可能性と照らし合わせて適切な治療を受けましょう。

就寝時には喉の乾燥や刺激を防ぐとより喉への刺激が和らぎ寝やすくなります。

 

また、家のハウスダストは定期的なはたき掃除で効率よく排出できますので、ぜひ参考にしてみて下さいね。