仕事や運動、もちろん徒歩による移動など

日々の生活でなにかと疲れやすい私たちの足。

 

中でも特に疲労を感じやすいのが、ふくらはぎではないでしょうか?

しかし、自分でマッサージなど試みようとしたところで、

 

ふくらはぎを触ると痛い。

ふくらはぎを揉むと痛い。

 

こんなに痛い原因って、一体何なのでしょうか?

 

今回、触った時や揉んだ時にふくらはぎが痛む原因や

その対処法について調べてみましたので、ご紹介します。


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ふくらはぎ、触っただけで痛いのはなぜ?

強く揉むわけでもなく、少し触ったりさすったりするだけで痛い。

そんなときにもっとも考えられる原因のひとつが、「ふくらはぎのむくみ」です。

 

ふくらはぎというのは、私たちの体の中でも

とくにむくみやすい部分ではないでしょうか。

 

特にほかの部分のむくみは経験なくても、ふくらはぎだけはむくんでしまう。

そんな経験のある方も多いと思います。

 

そんなふくらはぎのむくみの原因は、大きく2つにわけられます。

 

・誰でもおこりうる一時的なもの

・内臓などの病気によるもの

 

この2つです。

それぞれ、どんな原因があるのかさらにくわしく見ていきましょう。

 

誰でもおこりうる一時的なもの

まずは、たいていの人のふくらはぎのむくみの

原因であると考えられる一時的なものについてです。

 

こちらは、長時間の同じ姿勢や運動不足などによる

血流やリンパの流れの滞りが考えられます。

 

リンパは、人体の水分代謝の役割を担う重要な器官です。

デスクワークなどで、ずっと座ったままだったりすると、仕事終わりには

足がむくんでいて、履物がきつくなってしまった経験はありませんか?

 

また、ふくらはぎの筋肉には足の血流を心臓に戻すポンプの役割があります。

リンパ管は血管に沿って分布しているので、リンパの流れも血流によって助けられています。

 

普段からの運動不足で、このふくらはぎの筋肉が衰えていると

足の血流やリンパの流れを心臓に戻す作用が低下してしまいます。

 

そして体を冷やすことも血行を悪くし、血流やリンパの滞りの原因になります。

冬場の寒いオフィスや、夏場のクーラーなど、体を冷やしてしまう機会は多いですよね。

 

そのほかにも、食生活では塩分のとりすぎなども

ふくらはぎのむくみの原因になるので、注意が必要です。

 

内臓などの病気によるもの

次に、上記のような生活習慣から起こるむくみとは鑑別の

必要がある、病気によるふくらはぎのむくみについてです。

 

考えらえる病気としては、以下のようなものがあります。

 

心臓疾患

心臓のポンプ機能の低下がむくみの原因となります。

 

ふくらはぎのむくみのほか、疲労感や動悸、息切れなどの

症状がみられるようであれば注意が必要です。

 

肝・腎疾患

肝機能が低下すると、水分代謝にかかわる「アルブミン」というタンパク質が減少します。

また、尿をつくる腎臓も、水分の代謝に重要な役割を担っています。

 

これらの臓器になんらかの病変があると、その症状の

ひとつとしてふくらはぎのむくみがあらわれることがあります。

 

下肢静脈瘤

血液を心臓に戻す役割の静脈弁とよばれるものが機能しなくなったり

筋肉不足よるポンプ機能の低下で、血液の逆流が起こります。

 

それがさらにうっ血し、血行不良を悪化させ血管が太くなると

浮き出た静脈が皮膚の下に見られるようになります。

 

この静脈瘤とよばれる状態がひどくなると、ふくらはぎのむくみや

痛み、疲労感などの症状としてあらわれてきます。

 


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では、揉むと痛む場合の原因は何?

 

触ったりさすったりの刺激で痛む場合は、「むくみ」が

主な原因として考えられるとご紹介しました。

 

では、揉むと痛い場合はどうなのでしょう。

こちらは、「筋肉の痛み」が考えられます。

 

長時間の立ち仕事や、スポーツなどによる疲労はもちろんですが、マッサージも

やりすぎるとかえって痛みを増幅させてしまうことがあるので気をつけましょう。

 

また、ふくらはぎの強い痛みは「肉離れ」を起こしている可能性もあります。

肉離れというのは通称で、筋肉が断裂してしまっている状態のことです。

 

主に、スポーツや運動によって引き起こされ

ふくらはぎのほかに大腿部(太もも)にも起こります。

 

陸上競技や野球、バレー、サッカーなど、ダッシュやジャンプなどで

瞬間的に筋肉に力を入れるような動作で起こりやすいものです。

 

これらの競技を行っている方は特に肉離れを起こしやすいので、注意が必要です。

 

 

むくみや筋肉疲労によるふくらはぎの痛み…これらに対処法はある?

それでは最後に、ふくらはぎの痛みの原因別に対処法をご紹介します。

 

まずは、むくみによるふくらはぎの痛みに関してですが

その原因であるむくみをとることが大切です。

 

方法ですが、手軽で効果的なのは、やはりマッサージをすることです。

ただし注意していただきたいのは、病気によるむくみの可能性がある場合です。

 

この場合、まず病院を受診して適切な診断・治療を受けましょう。

特に、心疾患によるむくみはマッサージを行うと心臓への負担を

増やし危険ですので、医師の許可なく行わないようにしましょう。

 

ではマッサージのやり方ですが、まずはオイルやクリームなど

肌のすべりをよくするものを、マッサージするところにしっかりと塗ってください。

 

リンパは皮膚の比較的浅いところにありますので、手のひら全体を

しっかり皮膚にあて、軽くさするようにマッサージを行います。

 

また、流れを心臓に戻すことをしっかりイメージし

上から下にさすりあげていくのがポイントです。

 

その際、膝裏など関節部分にリンパ節があるので

そのあたりは少し重点的に揉みほぐしてもいいでしょう。

 

血流がよくなり足がぽかぽか暖かく感じられればマッサージは成功です。

お風呂上りなど、血行がよくなっているときに行うことを習慣にしてしまいましょう。

 

マッサージのほかにも、むくみの解消に欠かせないのが運動習慣です。

ポンプ作用のあるふくらはぎの筋肉を動かすことが大切なので、つま先立ちの動作を

気がむいたときに数回行ってみたり、ウォーキングを取り入れたりすると効果的です。

 

普段デスクワークで椅子に座りっぱなしという方も

座ったままでいいのでぜひ意識して、つま先立ちの動作をしてみてください。

 

次に、筋肉疲労による痛みの対処法です。

筋肉疲労の場合ですと、まず、痛めたばかりのときは安静にしてください。

あまり無理にマッサージなどしずぎると、余計に痛みが増してしまうことがあります。

 

まずは、ふくらはぎを休めましょう。

疲労回復におすすめなのが、ストレッチです。

 

座った体勢で、足をまっすぐ前に伸ばし、足の指を手で自分の体のほうへ倒します。

ふくらはぎから太ももの裏までよく伸び、誰にでもできる簡単なストレッチです。

 

そのほかにも、足首をしっかり回してよくほぐしておくことも大切です。

 

また、肉離れの可能性がある場合は、病院の受診まで

安静にし、アイシング(冷却)をしっかりしておきます。

可能であればテーピングで固定し、足は高くしておきましょう。

 

 

まとめ

ふくらはぎの痛みについてまとめてみましたが、参考にしていただけましたか?

 

多くは疲労やむくみなど生活習慣が原因となるものでしたので、ふくらはぎの痛みが

みなさんの普段の生活や健康を、見直すきっかけになったかもしれませんね。

 

少しでも痛みを改善できるよう、少しずつ習慣を改善していきましょう。