「くるぶしに水がたまる」・・そんな経験はありますか?

この言葉の通り、足のくるぶし部分がぶよぶよした

水風船のように腫れることがあります。

 

そこまではいかなくとも、くるぶし部分がパンパンに

むくんだことがあるという方は結構多いのではないでしょうか。

 

このようなくるぶしの腫れやくるぶしの

むくみは、一体何が原因で起こるのでしょう?

 

くるぶしの腫れやむくみの原因についてまとめました。

また、むくみやすい体質を改善するために効果的なツボを紹介します。


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くるぶしに水がたまるのは、足首の関節に原因があった!

くるぶしに水がたまったように腫れる場合に

考えられる症状は、足関節の「滑液包炎」です。

 

滑液包炎

関節やよく動かす骨の周りには「滑液包」という液体の入った袋があります。

 

出典:kotoseikeigeka.life.coocan.jp/

 

滑液包の中の液体を「滑液」といい、これが衝撃を和らげるクッション材の

役割を果たしているのですが、運動や外部からの圧迫によって強い負荷が

かかるとその部分に炎症が起き、腫れや痛みを生じます。

 

くるぶしに滑液包炎が起きる場合、通常は滑液包の

ある部分(くるぶしの内側か外側のどちらか)に腫れが発生します。

 

滑液包炎の原因として主なものは

足の使い過ぎや長時間のあぐらなどによるものです。

 

また、足首の靭帯を損傷することによって起きる

捻挫も滑液包炎につながることがあります。

 

対処法

・安静にする(腫れや痛みが軽度なら、これで自然に治る可能性が高いです。)

・床に座る時はあぐらや正座を極力控え、柔らかいクッションや座布団の上に座る

・腫れや痛みがひどい場合には、病院で炎症を抑える治療が行われます。

 

 

くるぶしのむくみの原因は様々!病気が隠れている場合とは?

むくみは体内に血液中の水分が溜まることによって起こります。

心臓に向かって流れる静脈の血流が滞ってしまい、

運びきれない血液中の水分が血管から漏れ出てくるのです。

 

心臓から遠く上向きに静脈が流れる

足の部分は、特にむくみやすい場所です。

 

むくみは「よくあること」と軽く見られがちですが

中には重大な疾患のシグナルになっていることも。

 

病気によってむくみが起こる場合には

むくみ方に以下のような特徴があります。

 

心臓病(心不全)

心臓自体のポンプの力が弱まってしまい

静脈の流れが悪くなることで足にむくみが生じます。

 

むくみの特徴

・足がむくむ

・むくみより先に息切れや胸の苦しさを感じる

 

腎臓病(腎炎・腎不全)

血中の水分量を調節する機能が低下し

細胞外へ過剰に水分が出てしまいます。

 

むくみの特徴

・足だけでなく全身がむくむ

・ある程度腎臓病が進行してからむくみを生じる

・むくみと共に腎臓病の自覚症状(尿の出が悪くなる、だるさ、痩せるなど)がある

 

肝臓病(肝炎、肝硬変)

血中の水分をとりこむタンパク質を合成する機能が低下し

必要な量の水分を血中にとりこむことができなくなります。

 

むくみの特徴

・足だけでなく全身がむくむ

・ある程度病気が進行してからむくみが起こる

・むくみと共に肝炎の自覚症状(皮膚の黄疸やだるさ、発熱など)がある

 

糖尿病による腎機能の悪化

むくみの特徴

・全身がむくむ

・糖尿病を患っている

 

甲状腺機能低下症(慢性甲状腺炎)

体調を整えるホルモンの分泌が減ることで

だるさや眠気、むくみなどの症状が出てきます。

 

ちょっとした不調の状態からゆっくり進行していくため

発症しても病気に気付きにくいのが特徴です。

 

むくみの特徴

・全身、特に顔がむくむ

・むくみの他にだるさや倦怠感などがあり、なんとなく不調である

 

脚気

心機能の低下によってむくみが表れます。

むくみの特徴

・足がむくむ(しびれることもある)

・むくみと共に下半身がだるい、食欲がないなどの症状がある

 

以上の病気が疑われる場合は、病院で専門医の診察を受ける必要があります。

 


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普通のむくみでも、放置すると危険!

上にあげたような病気の可能性が低い場合は、脚の筋肉や

静脈の機能低下による一時的なむくみと考えられます。

 

しかし、ただのむくみと軽視してはいけません。

むくみやむくみやすい状態を放置していると、以下のような

病気につながってしまうことがあるのです。

 

下肢動脈瘤

下半身(脚や足)の静脈がふくれて皮膚表面にこぶのように表れる病気です。

 

出典:www.nishinokyo.or.jp/

 

静脈の中にはいくつもの「弁」があり

血液が下方向に逆流するのを防いでいます。

 

この弁が壊れてしまい、血液が弁の下に逆流して

溜まっていくと血管がぼこぼこと膨れ上がってしまうのです。

 

立ち仕事などでむくみやすい人や

血行が悪い人がかかりやすい病気です。

 

深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)

深部静脈という太い静脈の血流が滞ることによって

「血栓」という血の塊ができる病気です。

 

長時間同じ姿勢で座っている時に発症することが多いため

「エコノミークラス症候群」と呼ばれています。

 

血栓が肺まで運ばれて肺動脈に詰まってしまうと

「肺血栓症」という生命に関わる症状を引き起こします。

 

・くるぶしがむくんでいる

・特に片足だけが全体的に際立ってむくんでいる

・むくんでいる足に痛みを感じる

 

このような場合は深部静脈血栓症を疑う必要があります。

 

肺血栓症を併発すると短時間で生命に関わるため

深部静脈血栓症が疑われる場合はすぐに病院に行きましょう。

 

 

血行をよくするツボを押して、むくみ知らずの体をつくろう

足がむくみやすい状態が続くと、静脈瘤や

血栓症などの厄介な病気のリスクが高まってしまいます。

 

むくみやすい人の特徴として

 

・運動不足によって脚の筋肉のポンプ機能が低下している

・冷えによる血行不良

 

などがあります。

 

日頃から運動を心がけて脚の筋肉を鍛えると共に、体を温めるツボを

押して血行を良くすることで、むくみやすい体質を改善することができます。

下半身の冷えに効くツボとしておすすめなのが次の3か所です。

 

「腎兪(じんゆ)」と「命門(めいもん)」

出典:ameblo.jp/

 

命門はへその裏あたりの背骨の間にあるツボです。

腎兪は命門から指2本分外側にあります。

 

太渓(たいけい)

出典:donguri-seikotsuin.com/

 

以上のツボを押して体を温め、むくみ知らずの体を目指しましょう。

 

 

まとめ

くるぶしに水がたまる症状やむくみの原因について

紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

 

特にくるぶしのむくみは特別な病気のサインと

なっていることがあるので気を付けて下さい。

 

特別な病気でない場合も、冷え症などのむくみやすい体質が

様々な病気を引き起こすことがあるので、上に紹介したような

冷えに効くツボ押しを実践してみて下さいね。