足のくるぶしの下周辺は日常生活で傷めやすい部分ですよね。

ひどくなると普通に歩くのも困難になってしまいます。

 

足のくるぶしの下が痛いとき

原因が分からず不安になったことはありませんか?

 

そんな時は痛む部分をチェックしてみましょう。

痛いのは足の内側?外側、それとも両側でしょうか?

 

どちらの側に痛みがあるかによって症状の見当をつけることができます。

足のくるぶしの下が痛い時の症状をまとめました。

 

また、運動によって再発しやすい症状の防止法についても紹介します。


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痛む場所をチェック!くるぶしの下が痛む症状は?

くるぶしの下が痛む時に考えられる症状は、次の通りです。

 

捻挫(靭帯損傷)

くるぶしと周囲の骨をつなぐ靭帯が足首をひねった時などの

衝撃で伸びたり切れたりしてしまいます。

 

出典:nakanoseikotuin.com/

 

くるぶしとは、上の図の①「脛骨」と

②「腓骨」の先端部分のことをいいます。

 

くるぶし周辺の靭帯は外側に5本(上図参照)内側に「三角靭帯」と呼ばれる

靭帯がありますが捻挫によってくるぶしの下が痛む時は

くるぶしの下にある靭帯が損傷している可能性が高いです。

 

足首を内側にひねったことで起きる「内反捻挫」の場合

足の外側の「前距腓靭帯」や「踵腓靭帯」が損傷するため

外側部分が痛くなります。足首の捻挫のほとんどがこの内反捻挫です。

 

「外反捻挫」といって、反対に内側の

靭帯が損傷することもあります。

 

症状の特徴

・足首をひねり、ひねった方向の反対側が痛い(外側・内側どちらでも起きる)

・腫れや内出血などが生じている

 

対処法

・応急処置をしたのち、整形外科で治療を受ける

 

捻挫というと軽いけがのように思われがちですが、程度によっては

機能回復までに何か月もかかったり、何度も同じ場所の捻挫を

繰り返したりすることがあり、ある意味骨折よりも厄介な症状でもあります。

 

捻挫した場合は応急処置を行い、病院で適切な治療を受けましょう。

応急処置としては、広く知られている「RICE処置」というものがあります。

 

1 安静(Rest=安静)

2 冷やす(Ice=アイシング)

3 患部を圧迫する(Compression=圧迫)

4 患部を心臓より上に上げる(Elevation=挙上)

 

腱鞘炎

くるぶしの骨の下には脚とつながる筋肉(=腱)が通っています。

これが長時間の運動によって骨などの組織と擦れあい、炎症を起こします。

 

特に足の腱鞘炎は長時間足を酷使するランナーに多いことから

「マラソン障害・ランニング障害」とも呼ばれています。

 

くるぶしの下が痛む場合に考えられるものとして

 

・足の外側を通る「短腓骨筋腱」の腱鞘炎

・足の内側を通る「後脛骨筋腱」の腱鞘炎

 

があります。

 

症状の特徴

・押すと圧痛がある

・足の甲側や指先などの範囲にかけ、ビリビリと筋が張ったような痛みがある

・走っている時や歩いている時に痛みが出る

・足を酷使するような活動をした後に痛み出す

 

対処法

・安静にする(スポーツや足を使う仕事を一定期間やめる)

・湿布を貼る

・炎症がひどい場合には、病院でステロイド注射などが行われます。

 

 

靴擦れによる腱鞘炎

出典:kotoseikeigeka.life.coocan.jp/

 

上の図は足を外側から見たときのものです。

 

足の外側を通る腱のひとつを「腓骨筋腱」といいますが、

この腱は踵骨にある「腓骨筋腱滑車」と呼ばれる骨の出っ張りの上を通っています。

 

骨と腱の隆起した部分が靴の圧迫などによって

炎症を起こすのが靴擦れによる腱鞘炎です。

 

症状の特徴

・くるぶしの下の骨が出ている場所が痛い

・歩行や運動する時に痛みが出る

・きつい靴やサイズの合わない靴を履いている

 

対処法

・靴底にヒールパッドを入れる(かかとを上げることで腱にかかる負荷を軽減できる)

・炎症がひどい場合には、病院でステロイド注射などが行われます。

 

疲労骨折

くるぶしの下の踵骨に継続的にストレスがかかることによって

疲労骨折を起こし、痛みが出る場合があります。

 

症状の特徴

・痛み初めはそれほど強くないが、徐々に強くなってくる

・体重をかけると痛む

・かかとを色々な方向からトントンと叩いた時、局所的に激痛が走る

 

対処法

・安静にする(約2~4週間)

・靴を足に合ったものに替える

 

痛風によるもの

尿酸値が高い状態が続き、関節に

炎症が起こることを痛風発作といいます。

 

痛風の痛みは足の親指の付け根に出ることが

多いですが、くるぶし部分に出ることもあります。

 

くるぶしの関節は指の関節に比べて大きいため

炎症が起きた時に感じる痛みも強く、長引きます。

 

症状の特徴

・捻挫や腱鞘炎になるような運動をしていない

・運動していない時でも痛みを感じる

 

対処法

・安静にする

・痛風の治療を行っている場合は、かかりつけ医に相談し抗炎症薬を服用します。

 

痛風による痛みがある場合、痛みを抑えるだけでなく、

食生活の見直しや運動など、根本的な生活改善が必要になります。

 

痛風が疑われる場合は病院で医師の診察を受けましょう。

 


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くるぶしの両側が痛い場合の症状は?

 

くるぶしの下が痛むとき、捻挫であれば痛みは

外側か内側のどちらかだけに発生することがほとんどです。

腱鞘炎は両側の腱で発生することがあります。

 

片側が腱鞘炎を起こしている状態で無理な運動を続けていると

痛む方の腱をかばって反対側の腱に不自然な

負荷をかけてしまい、そちらにも炎症が起きるのです。

 

また、くつ擦れによる腱鞘炎は靴によって

足の両側が圧迫されると両側に痛みが発生します。

 

もし軽い捻挫だと思っていたのに痛みがなかなか引かない場合や

両側が痛む場合は、腱鞘炎を疑ってみる必要があります。

 

 

足の腱鞘炎を繰り返さないために気をつけるポイントとは?

足の腱鞘炎はスポーツや仕事などで足を使い過ぎることによって起こるものですが

安静にして痛みが引いた後、また同じようにスポーツや

仕事をすると再発してしまうことがあります。

 

一方で、同じように運動しているのに

一度も腱鞘炎にならない人もいます。

 

足の腱鞘炎をくり返す原因として、下肢の筋肉のバランスが悪い為に

足に不自然な力がかかっていることや、靴が足に合っていないことが考えられます。

 

再発を防止するためには、日頃から運動の前後に下半身の柔軟体操を取り入れ

靴も足に無理なくフィットするものに替えるようにしましょう。

 

 

まとめ

くるぶしの下の痛みについてまとめましたが

いかがだったでしょうか?

 

痛みを抱えている方は痛む場所や痛み方をチェックし

上に述べた各症状の特徴と照らし合わせてみて下さい。

 

また痛みの原因が腱鞘炎であった場合は、再発を

くり返さないように上に述べたような対策を取り入れてみて下さいね。