「くるぶしの黒ずみを取る方法が知りたい!」

そんな風に思っている人は多いと思います。

 

くるぶし部分が黒ずんでいると、せっかくオシャレな

サンダルやパンプスを履いてもその部分が目立ってしまって困りますよね。

 

また、ずっと治らないと「ひょっとして何かの病気では?」

と不安になってしまうことも。

 

くるぶしの黒ずみは、症状によっては関節や血管などの

病気が原因となって起きていることがあります。

考えられる病気や対処法についてまとめました。

 

また、黒ずみを取るための効果的な

ケア方法とNG行動についても紹介します。


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皮膚に黒ずみが発生するのはなぜ?

そもそも皮膚の黒ずみが一体何であるのか知っていますか?

実は、皮膚の防御反応の跡なんです。

 

出典:kao.com/jp/

 

シミやソバカスの原因となる「メラニン色素」は、

紫外線を吸収する性質を持っています。

 

皮膚は紫外線や摩擦などの刺激を受けると、表皮でそのダメージを

ブロックするために「メラノサイト」という色素細胞で

メラニン色素を合成し、「ケラチノサイト」という細胞へ送ります。

 

ここで皮膚のガードマンとしての役割を果たした

ケラチノサイト細胞は、通常は1か月ほどで無くなります。

 

これは、表皮細胞が皮膚の下の層から徐々に上へ押し出されていき、

通常28日周期で皮膚表面から剥がれ落ちていくこと

(ターンオーバー)によるものです。

 

しかし、ターンオーバーの乱れやメラニン色素の過剰生成などの異変が起こると、

メラニン色素が皮膚の内部に長くとどまり続けることになってしまいます。

 

これが黒ずみの正体です。


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くるぶしの状態をチェック!黒ずみを引き起こす病気とは?

上に述べたメカニズムをふまえて、くるぶしの

黒ずみの原因となる病気をみていきましょう。

 

皮膚の炎症による色素沈着

皮膚の炎症によるダメージで、

メラニン色素が過剰につくられます。

 

特にアトピー性皮膚炎の場合は長期間にわたって炎症が

続くことでメラニン色素が生成され続けるので、

黒ずみが発生しやすくなります。

 

子供の頃からずっとある黒ずみが治らない人や、

黒ずんだ部分にかゆみがある場合は皮膚の炎症である可能性が高いです。

皮膚科を受診し、適切な治療を受けましょう。

 

下肢静脈瘤による黒ずみ

下半身(脚や足)の静脈がふくれて

皮膚表面にこぶのように表れる病気です。

 

下半身の静脈は心臓に向かって上向きに流れるため、血液を押し上げる機能が

正常に働かないと血液が静脈内に溜まり、血管がぼこぼこと膨れ上がってしまいます。

 

紫色の静脈が皮膚表面に顕著に表れるため、皮膚が黒ずんでみえます。

くるぶし付近に紫色の静脈が盛り上がり、

皮膚が黒ずんで見える場合は静脈瘤の可能性があります。

 

軽度であれば命に関わるものではありませんが、見た目が気になる場合や

痛みがある場合は病院で治療が行われます。

血管外科や形成外科、一般外科などを受診しましょう。

 

滑液包炎

くるぶしの関節にある「滑液包」という部分が炎症を

起こすことにより、黒ずんだ腫れが発生します。

 

関節やよく動かす骨の周りには、滑液包という液体の袋があり、

関節への衝撃を和らげるクッションとして機能しています。

 

この部分に強い負担がかかり炎症を起こすことを「滑液包炎」といいます。

くるぶしは足の靭帯や関節が集中しているため、滑液包炎になりやすい部分です。

 

足首を捻挫することで滑液包炎が発生することもありますが、

最も多い発生原因はくるぶしに体重が長時間かかること。

 

「正座ダコ」「あぐらダコ」という言葉を聞いたことはありませんか?

これは正座やあぐらをする時に床に接する足の皮膚が固く分厚くなるものですが、

実は滑液包炎を併発してしまっていることがよくあります。

 

この場合、黒ずみが長期間治らない上に固い皮膚が

ひび割れたり剥がれたりして見た目も悪くなりがちです。

 

滑液包炎の治療を受けることで早期に黒ずみを解消することができます。

症状が疑われる場合は整形外科を受診しましょう。

 

以上のような病気がくるぶしの黒ずみの原因として考えられます。

これらの病気が原因となっている場合は、

それぞれの症状を緩和することが黒ずみ解消への近道となります。

 

 

くるぶしの黒ずみを取るための3大対策とは?

 

上にあげたような病気が原因でない場合は、皮膚に外部からの

負担がかかることによって色素沈着を起こしている状態だといえるでしょう。

以下のような外部からの負担を取り除いて、黒ずみを解消しましょう。

 

くるぶしに体重をかけない

皮膚の負担になる行動として代表的なのが「あぐら」や「正座」です。

このような座り方をするとき、足の床に当たる皮膚には

思っている以上に体重が集中し、摩擦が起きています。

 

よく正座をする人は内側のくるぶしが、あぐらを

かく人は外側のくるぶしが黒ずんでいないでしょうか。

 

皮膚がそれほど固くなっていなければ、

前に紹介した「正座タコ」や「あぐらタコ」の一歩手前の状態です。

 

体重をかけないようにするため、なるべくなら

正座したりあぐらをかいたりしないようにしたいものです。

 

どうしてもその必要があれば、床に厚めの

クッションや座布団を敷くようにしましょう。

 

紫外線を浴びない

紫外線はメラニン色素を生成する一番の要因です。

 

特に足のくるぶしは皮膚のターンオーバーが遅い上に

日焼け対策がおろそかになりがちな場所なので、色素沈着を起こしやすい部分です。

 

素足ででかける際は日焼け止めを塗るなどの対策をしましょう。

 

乾燥させない

乾燥は皮膚のターンオーバーを遅らせます。

靴下を履く、お風呂上りに保湿クリームを塗るなどして乾燥を防ぎましょう。

 

 

黒ずみを治すときのNG行動とは?

「黒ずみをなんとかして早く取りたい!」

そんな時にやってはいけない事があります。

 

それは、「黒ずんだ皮膚をこする」こと。

黒ずんで固くなった皮膚を取ろうとして

軽石などでこする人がいますが、これは絶対にNGです。

 

固くなった皮膚が傷つき、メラニン色素が皮膚の真皮層にまで

届いて色素沈着を起こしてしまうおそれがあります。

 

最近ではナイロンタオルで体をこすり洗いする

人の多くにこの色素沈着が起こり、問題になっています。

 

このように色素が真皮層にまで届いてしまった状況を

「摩擦黒皮症」といい、3年は治らないと言われています。

 

 

黒ずみの解消の合言葉は、“急がば回れ”!

皮膚トラブルの解消のカギを握るのは、約1か月のターンオーバー。

 

くるぶしはそれよりターンオーバーの周期が長いため、

一度できた黒ずみがなかなか治らないと「何か手っ取り早い方法はないか」

と焦ってしまいがちです。美白クリームなどを毎日塗っている人もいるかもしれませんね。

 

くるぶしの黒ずみを一番早く治す方法、それは「何もしない」こと。

摩擦や乾燥、紫外線などの刺激を与えないようにして、

ひたすら皮膚が生まれ変わるのを待つことです。

 

早く治そうと思って毎日あれこれ触っていると、

皮膚が傷つき回復が余計に遅くなってしまう可能性が高いです。

 

急がば回れという気持ちで過ごしましょう。それが一番の近道です。

 

 

まとめ

くるぶしの黒ずみの原因と解決方法についてまとめましたが、いかがでしたか?

病気が原因になっている場合は、上に述べたような専門医を受診して下さい。

 

また、黒ずみを取る対策方法や、やってはいけない事を

参考にして黒ずみの解消をしてみて下さいね。

時間はかかるかもしれませんが、きっとキレイなくるぶしが戻ってくるはずです。