ふと足を見ると、くるぶしがポコッと腫れてるみたい・・

そんな経験はありませんか?

 

触っても痛みがなく、ぶつけたような覚えもないと

余計に心配になってしまいますよね。

 

しかし、実はこんな風に足のくるぶしが腫れるというのは結構あることで、

症状によっては痛みなしということも十分に考えられるんです。

 

そんな痛みを伴わないくるぶしの腫れの原因を調べました。

また、腫れを抑えたり再発を防止するのに効果的な対処法についても紹介します。


Sponsored Link


そもそも「くるぶし」ってどんなもの?

まずは「くるぶし」とはどういう部分なのかについて説明します。

 

出典:judo-akimoto.com/

 

くるぶしとは、脚を構成する2本の骨

(腓骨と脛骨)の端の部分を指します。

 

左右のくるぶしが出っ張っているのは、この2本の骨が中央に

空間をつくり、足の甲へつながる骨(距骨)を内側と外側から

挟むようにして足首の関節を形成しているからです。

 

また運動による様々な衝撃や負担に耐えるため、

くるぶしは他の骨と沢山の靭帯で複雑につながっています。

 

つまりくるぶしは足首の関節を形成する骨であり、

足の靭帯が沢山集まっている場所でもあるわけです。

 

この部分が腫れるとき、その原因は「関節部分」にあるのか、それとも「靭帯」なのか、

はたまた「その表面を覆う皮膚」にあるのか・・というような様々な可能性があります。

 

 

痛くないくるぶしの腫れの症状はどんなものがある?

足首を捻挫するとくるぶし部分が腫れますが、

靭帯損傷による腫れは、ほとんどの場合痛みを伴います。

 

くるぶしが腫れているけれど痛みを

伴わない場合に考えられる症状は、次の通りです。

 

脂肪腫による腫れ

これは皮膚内部に起因する腫れです。

脂肪腫は皮膚内にできる良性腫瘍で、いわゆる脂肪の塊です。

 

自然に消えてなくなることはありませんが、

それ自体が悪影響を及ぼすものではありません。

 

症状の特徴

・腫れを触ると弾力のあるなめらかなしこりが感じられる

・ゆっくりと大きくなり、大きさは1~3センチ位のものが多い

 

病院での治療

大きくならない脂肪腫は経過観察で問題ありませんが、大きくなりすぎて気になったり

関節を圧迫するようであれば、手術による切除を行います。

基本的には切除すれば再発することはありません。


Sponsored Link


 

ガングリオンによる腫れ

これは関節部分に起因する腫れです。

関節部分の骨は「関節包」という組織で包まれています。

 

中には「滑液」というゼリー状の液体が入っていて、

運動による骨同士の衝撃を和らげるクッションの役割を果たしています。

 

出典:kotoseikeigeka.life.coocan.jp/

 

本来関節の中に納まっているはずの関節包が何らかの理由によってゆるくなり、

関節内部から飛び出してしまっている状態を「ガングリオン」といいます。

 

症状の特徴

・通常は痛みを伴わず、気が付くと腫れていることが多い

(※大きくなってくると関節の神経を圧迫し、しびれや痛みが生じることがある)

・大きさは様々で、小豆くらいのものからピンポン玉くらいまで大きくなることもある

・腫れている部分は固く弾力があり、触ると根元から動く

 

病院で行われる治療

ガングリオンはそれ自体が身体に悪影響を及ぼすものではなく、

自然に小さくなって消えることもあるので病院でも

経過観察を勧められることがしばしばあります。

 

腫れが大きくなって気になる場合や関節の動きに

影響するようになってきた場合は治療が行われます。

 

よく行われるのは注射器での滑液の吸引処置ですが、場合によっては

手術で滑液の袋そのものを取り除くこともあります。

どちらにしても何度も再発することがあります。

 

 

ガングリオンの原因は?

ガングリオンの原因ははっきりとは分かっていません。

ただその特徴として、

 

・女性に多く発生する

・手首や足首などの日常生活でよく動かす場所にできやすい

・かといって、常に過酷な動きを要求されるような人(スポーツ選手など)に多いわけではない

 

などの傾向があることから、一説では、筋肉の支えがなく関節自体に

過度に負担がかかる場所にできやすいのではないか・・とも言われています。

 

 

なんども繰り返すガングリオンの腫れに有効な再発防止策とは?

ガングリオンは一度できると、注射器で吸引しても

何度も再発することが少なくありません。

 

手術をしたとしても再発がないわけではなく、メスで関節周辺の

神経を傷つけたりするリスクを考えると、

手術もあまり得策とは言えないのが現状です。

 

そんな腫れを最小限に抑える方法として、

「リストバンドや着圧ソックスを付ける」という方法があります。

 

ガングリオンは自然に消失することがあります。

これは、膜の薄い部分から滑液が漏れ出て体内で吸収される為です。

 

これを利用して、リストバンドを足に付けたり、足にフィットする

着圧タイプの靴下を履くことで、ガングリオンが大きくなるのを防ぐとともに

ある程度の力で押さえつけることで滑液の排出を促すことができるのです。

 

ただし、あえて手で腫れを押しつぶしたり、過度にきつい

バンドで押さえつけてはいけません。

症状を悪化させるおそれがあります。

 

 

まとめ

今回は痛みのないくるぶしの腫れの症状と対処法に

ついて紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

 

ガングリオンや脂肪腫であればそれほど心配することはありませんが、

気になるようなら整形外科や皮膚科で診察を受けて下さい。

 

またガングリオンであった場合、リストバンドや

着圧ソックスを付けて様子を見てみるのもおすすめ