キャンプの楽しみの一つに焚き火がありますね。
燃える火を眺めているだけで癒されますし、
調理にも活躍しますし、夜になると照明の代わりも果たしてくれます。
焚き火を囲んで家族や仲間と過ごす時間は特別なものとなるでしょう。
キャンプ場には、直火(地面に直接火をつける)がOKなところもありますが、
多くのキャンプ場が直火禁止です。必ず焚き火台を用意しましょう。
サイズによっては、アウトドア初心者に憧れの
ダッチオーブンやバーベキューにも対応できます。
そんないろいろな使い方が出来る焚き火。
初心者でも安全に焚き火を楽しめるよう、
基本の火熾しの方法や必要な道具、楽しみ方を調べてみました。
キャンプでの焚き火の熾し方は?
まずは、下の画像をご覧ください。焚き火をするのに必要な道具となります。
出典:gurutabi.gnavi.co.jp/
画像の右から火付きの良い薪、チャッカマン、
火持ちの良い薪、焚き火台、トーチ、焚き火用のグローブです。
他にも火種を作るに新聞紙などの燃えやすい紙片、
市販されている着火剤を用意しましょう。
火をあおぐためのうちわなどがあればより楽に火を熾せます。
それでは、焚き火の手順です。
焚き火台に火持ちの良い薪で枠を三角に組むように置きます。
その真ん中に火付きの良い薪を立てるように置いていきます。
真ん中に立てた薪の足元に新聞紙などの紙片や着火剤を置きます。
着火剤にチャッカマンやライターで火をつけます。
トーチを利用して火の力を大きくします。
火の回りが悪い時などは、うちわなどであおいであげるといいでしょう。
これで枠にした火持ちのよい薪に火が付けば焚き火の完成です。
焚き火でおすすめの楽しみ方は?
焚き火料理と言えば、やはり焚き火の火力でも
気兼ねなく使えるダッチオーブンではないでしょうか?
ダッチオーブンに対応している焚き火台もあります。
ダッチオーブンで初心者でも手軽に楽しめる料理はやはり煮込み料理ですね。
キャンプと言えば定番のカレーはもちろんですが、
ビーフシチューなど少し寒くなる秋のキャンプにはおすすめ料理です。
もちろんダッチオーブンがなくても楽しめる焚き火料理もあります。
一番手軽に楽しめるのがホイル焼きです。
サツマイモが真っ先に浮かびますが、牛肉などのブッロク肉に
塩コショウなどの味付けをし、ホイルで2重包んで、
火力の弱いところでじっくり蒸し焼きすればローストビーフの完成です。
他にもホイルを利用すれば、
焼きリンゴなどのデザートも作れます。
ホイル料理をする時は、焚き火の火力が弱くなった
熾火と言われる場所でじっくり時間をかけて調理しましょう。
焚き火の後始末はどうすればいい?
出典:beetlejam.seesaa.net/
焚き火の後始末で一番安全な方法は、
薪をすべて燃やしきって全てを灰にしてしまうことです。
まだ赤く燃えている部分がある場合は、バケツに水をはり
その中に、炭バサミなどで薪をつかみ入れて完全に消火してください。
燃え残っている薪も同じようにバケツの水につけてください。
見た目では分からなくても、火種が残っている可能性があります。
確実にしっかりと消火することが大切です。
キャンプ場によっては、焚き火や炭専用のゴミ箱が設置されている場合があります。
ある場合は、専用のごみ箱を利用しましょう。
設置されていない場合は、キャンプ場の指示通りに処分してください。
決して燃え残った薪を絶対にそのまま放置してはいけません。
思わぬ火災につながる可能性があります。
キャンプを楽しむためにも、マナーはきっちり守りましょう。
まとめ
初めてのキャンプで焚き火まで楽しむのは
なかなか難しいかもしれません。
ですが、焚き火を楽しめるようになれば、アウトドア料理の幅が
広がるだけでなく、秋や冬にもキャンプを楽しむことができます。
キャンプをより楽しむために、焚き火もマスターしてはいかがでしょうか?