部屋の中にいたら、外でアウトドアを楽しんでいたら、

知らず知らずのうちにダニに刺されていたなんて人も多いのではないでしょうか。

 

ダニに刺されても薬を塗っていけば症状はおさまるはずと思いがちですが、

ダニに刺されたことによって危険の症状が出ることがあります。

 

虫刺されと軽視していると、突然重い下痢や発熱といった

症状が出て重大な病気になってしまうことがあるのです。

 

ダニ刺されから起こる危険な症状を集めてみました。


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ダニの症状に発熱を伴う事もあるの?

 

ダニに刺されたときの症状は、

基本的に刺し口が赤く腫れてかゆみが出ますね。

 

この症状は室内にいるイエダニやツノダニ、屋外にいるマダニのどちらも共通で

、ダニが刺したときに体内に入るダニの唾液に体の免疫が反応して起こるものなのです。

 

アレルギー反応の一種なので、体質によっては強く反応が出て

微熱が出る人はいますが、高く熱が出ることはありません。

 

しかし、ダニに刺されることによってダニが持っていた細菌やウィルスに

感染してしまう病気の中には、高熱の症状が出るものがいくつかあります。

 

ダニ刺されから高熱になるものは、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

日本紅斑熱・回帰熱といったものが上げたれます。

 

特に日本紅斑熱と回帰熱は発熱が特徴的な病気です。

 

日本紅斑熱はマダニを媒介とするリケッチアという細菌が体内に入って

引き起こされる病気で、ダニに刺されてから2~8日後に症状が出ます。

 

名前からもわかる通り、発熱と紅斑(赤い斑点)が全身に現れる症状が特徴で、

予防ワクチンがないためにこの病気を防ぐにはダニに刺されない以外ないのです。

 

回帰熱は周期的に熱が上がったり下がったりする症状が特徴的な病気で、

虫刺されから5~10日は症状がなく、突然発熱や頭痛

筋肉痛が場合によっては髄膜炎や結膜炎、紫斑が起こります。

 

症状が出て3~7日すると治療をしていてもしていなくても、

一旦熱が下がって血液検査をしても細菌が検出されない無熱期が訪れて

回復したように見えますが、また5~7日後に発熱期に入り同じように症状が復活します。

 

回帰熱も虫刺されを回避する以外に予防法がなく、

屋内外のダニを退治を徹底するか虫刺され対策を講じることが重要です。

 


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ダニの症状に下痢はあるの?

普通の虫刺されの症状と下痢はあまりにかけ離れすぎてとても結びつきませんが、

下痢もダニが媒介するウィルスのひとつ、SFTSウィルスが原因で起こる

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)という病気の症状の可能性もあります。

 

重症熱性血小板減少症候群は2011年に原因が特定された、つい最近確立した病気です。

 

症状としては虫刺されから6~14日後に原因不明の発熱・嘔吐・下痢

頭痛・筋肉痛が現れ、血液検査でウィルスが見つからないと原因が特定できない、恐ろしい病気です。

 

また、病気として新しく研究があまり進んでいないことから、

現在有効な治療薬やワクチンがないためにかかってしまうと対症療法と患者さんの

体力・抵抗力だけで治さなくてはいけないことも重症熱性血小板減少症候群の特徴と言えます。

 

重症熱性血小板減少症候群も日本紅斑熱や回帰熱と同じく、

ダニやノミなどの虫に刺されないことだけが唯一の予防・対処法です。

 

ダニや人を刺す害虫は、室内では布団やカーペットの中や溜まったホコリの中、

屋外では土の中に多く生息してるので、刺される可能性を減らすためにも室内の

掃除や害虫退治をして、アウトドアにいくときは防虫対策をしっかりとするしましょう。

 

 

症状に危険なサインはある?

 

虫刺されから重篤な病気になる場合、発症や重症化する前に

何かしらの兆候・サインはあるのでしょうか。

 

細菌やウィルスが体内に入ってから症状が出るまでを潜伏期といって、

この間は細菌やウィルスが体の中で数を増やしたり

各所に移動することにパワーを使って症状が出ることはありません。

 

潜伏期の間は症状が出ていないので本人も体に悪いものが

入っていることに気付きませんし、体の免疫機能も殆ど

反応しないために病院でもそうとう精密な検査をしない限り見つかることは稀です。

 

潜伏期が終わり、細菌やウィルスが動きだすと体の免疫機能も

反応し始めて発熱や下痢といった「体から細菌やウィルスを追い出すための症状」が出始めます。

 

風邪やほかのアレルギーではないのに発熱や下痢が始まること自体が、

病気が危険なものだという体からのサインなのです。

 

突然熱が出たり下痢をしたりといった症状が現れたとき、

風邪やアレルギーではないと思ったら2日~2週間ほどの間にダニやノミなどの

虫刺されが出来ていないか、または虫刺されしそうな山や海・川へ行っていないかをよく思い出してみましょう。

 

 

まとめ

ダニに刺されたとき、大多数の人は発熱を伴わない症状が一般的です。

 

虫刺されから数日以降に原因不明の熱が出たり下痢をしたりという場合は、

ダニやほかの害虫を媒介して細菌やウィルスに感染している可能性があります。

 

どの病気も虫に刺されない以外の予防対策がない上に、

実際に症状が出ないとわからない点が特徴です。

 

風邪でもないのに発熱したり下痢をしたら、それが危険なサインと思いましょう。