梅雨の時期から初秋まででよく聞く健康の不安といえば、

虫刺されがダントツ一番ではないでしょうか。

 

特に姿の見える蚊よりも、知らぬ間に刺されてしまうダニは、

初見ではわかりづらく対処法が後手後手に回りやすい虫刺されのひとつですね。

 

1箇所だけではなく2箇所3箇所と腫れ、

蚊に比べて症状が長いダニ刺されは子育て中の親の大敵でもあります。

 

ダニに刺されたときの対策を知り、

健康に夏を乗り切りたいものですね。


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ダニに刺された場所は腫れるの?

一般的にダニと呼ばれている虫は

「イエダニ」「ツメダニ」「ヒョウダニ」

といった種類で、主に室内に生息しているタイプです。

 

これらのダニは気温が20度以上、

湿度が60~70%以上になると活発に動き出す性質があるため、

梅雨になると症状が報告されるようになります。

 

ダニに刺されると刺された皮膚が赤く腫れ、

熱く感じると共に強いかゆみが1週間ほどあらわれます。

 

よく刺されたところが赤く腫れてかゆみが止まらないといった症状から、

初期段階では蚊に刺されたのと勘違いする人も多いのですが、

指された場所によって蚊かダニか多少は判断が出来ます。

 

蚊は露出している皮膚のどこでも刺すのに対し、

ダニは主に二の腕の内側やお腹、内股といった柔らかい皮膚を

選んで刺すので、どの虫が刺したかの目安になりますね。

 

家の中に出るダニも気をつけなくてはいけませんが、

ダニの種類で一番怖いのは、公園や山など自然の多い屋外にいる「マダニ」です。

 

一時期「殺人ダニ」とも呼ばれていたマダニは、

SFTS(重症熱性血小板減少症候群)

という病気の原因菌の主な運び手をして恐れられています。

 

マダニを媒介したSFTSは、刺されてから1~2週間前後の

潜伏期間を経て38度以上になる高熱と腹痛・下痢・吐き気などの症状が現れます。

 

蚊に刺されたものや風邪と少しでも違うと感じたら、

症状が重くなる前に早めに病院にかかるようにしましょう。


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ダニ刺されたあとが1箇所2個所の時は?

 

ダニに刺されたときは、よく「ダニに刺されると2対の刺しあとが出来る」

と言われますが、刺しあとが1箇所の場合と2箇所の場合は何か差があるのでしょうか。

 

基本的に、ダニの口の形から1回刺したら刺しあとが1つしか出来ません。

 

ダニの習性で1回刺すと近い部分を2回3回と刺すことが多く、

そのために2対の刺しあとが出来ると言われるのです。

 

刺しあとが1箇所しかなくても、

2箇所以上あったとしても、

特別な何かがあるわけではありません。

 

ほかにもノミや南京虫も同じように、

複数回刺す特徴を持った虫がいますが刺され方の違いは少なく、

刺した場所で大まかな目安になる程度です。

 

ノミは下半身、特にひざ下を集中的に刺すことが多く、

南京虫は夜に活動をするので寝ているときに服から出ている部分を

刺すことが多いことが目安になります。

 

南京虫に刺されるとダニに近い症状があらわれ、

同じような赤い腫れと熱さを感じるかゆみが1週間程度続きます。

 

ノミも症状自体はダニや南京虫と同じですが、

ノミは症状が長く続き平均10日から20日ほど続くので、

刺されたと思ったら病院で治療すると共にノミ退治を徹底するようにしましょう。

 

 

腫れた場合の対処法はどうしたらいい?

ダニに刺されて赤く腫れてきたとき、

簡単なひと手間で症状が落ち着きやすくなったり、

市販薬でもダニに効く薬があるのでしょうか。

 

症状が落ち着きやすくなる手間としては、

最初に腫れているのを見つけて薬を塗る前に、

流水で症状のある皮膚をよく洗うことです。

 

ダニの中でも特にマダニは1回刺しても

そのまま皮膚の上に留まっていたり、ほかのダニでも刺されて

傷になっている付近に病気を誘発する細菌がいないとも限りません。

 

また、水で流すことによって一時的にですが熱さを伴う

かゆみが冷やされ、気持ちが落ち着けられる効果もあります。

 

市販薬でダニに使用するといえば、池田模範堂の

「ムヒアルファEX」と興和の「ウナコーワエースG」の二種類です。

 

出典:ikedamohando.co.jp/

 

出典:hc.kowa.co.jp/

 

どちらの商品も男性アイドルがCMしていたことを

覚えている人も多いのではないのでしょうか。

 

ムヒアルファもウナコーワもステロイド系軟膏で、

ダニだけでなくノミやくらげにも効果があるかもしれない、市販薬の中では珍しい万能型軟膏です。

 

こうした市販薬を使ってもあまり効果がないようでしたら、

早めに病院に行って診てもらうのがいいでしょう。

 

実際に虫に刺されてしまったら、室内にダニなどの

害虫がいますので、治療もしつつ一緒に虫退治をしましょう。

 

症状が出ているところには薬が効いていても、

原因のダニが室内にいたらまた別の場所が刺されてしまいますので、

ダニ退治の薬品を使って家の中からダニを一掃してしまうのが一番の予防ですね。

 

 

まとめ

ダニに刺されると赤く腫れてかゆみが出る上に、マダニに場合はSFTSにかかってしまう可能性もあります。

 

刺しあとが1箇所であったり2箇所ある場合もありますが、ダニでもノミでも同じような症状が出ます。

 

腫れた場合は流水できれいにしてからダニ刺されに効く成分が入った薬を使い、あまり改善されないようなら病院に診てもらうのが良いです。